脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

私以外私じゃないのとアライバと加藤清正について

結果の出ない努力なんて何の価値もないよな | 不思議.net | 怖い話やオカルトのまとめサイト
ここ一年いわゆるヤンエグな方々とのお付き合いが増えて学んだこと。大事なのは「とりあえずなんでもやってみよう」の精神と損切りの速さ。努力ってリソースの使い方の要諦も同じだと思います。


 前記事でも宣伝した通り開院も無事完了したので遅ればせながら『ドラゴンクエストⅪS』を購入。3DS版とは比べ物にならない美麗なCGを堪能してます。てなわけで今月は忘年会とこれでほぼ開店休業確定なので、御用の方はまた年明けにでもぜひお声がけよろしくお願いいたします。


競馬成績・・・2019収支-27870

  • 中日新聞杯・・・本命カヴァル-300
  • 師走S・・・本命メイショウワザシ+50
  • リゲルS・・・本命カリビアンゴールド-300

DQⅪS進捗

  • デルカダール城探索中。称号:「かけだしコレクター」

どれもこれも締め付けるんだあれもこれも思い出すんだ

私以外私じゃないの(通常盤)

私以外私じゃないの(通常盤)
唄:ゲスの極み乙女

  • 1.私以外私じゃないの
  • 2.ルミリー
  • 3.パラレルスペック(funky ver.)
  • 4.But I'm lonely


 紅白出場曲の「私以外私じゃないの」を表題曲にするシングルというかミニアルバムというか。オサレでポップなメロディーはそろそろ演歌の良さすら感じ始めているアラサーには大分理解しづらいもの。とは言え、ボーカルの舌足らずの活舌の悪い歌い方がBGMとしては良質なんではないのかと思ってみたり。洋楽と一緒で下手に歌詞を聞き取ってしまって思考を乱されることが最小限で済みますし。まあそんなこと言ったら「歌詞の世界観が・・・」とか言ってるファンの子にぶっ殺されそうな気もしますが。

私以外私じゃないの(通常盤)

私以外私じゃないの(通常盤)

中日+二遊間+羨ましい

二遊間
 野球における内野手二塁手と遊撃手の間の事。
 二塁手と遊撃手は内野の中央に位置し、センターラインの一翼を担い併殺などでの連携プレーも要求される。(ピクシブ百科事典より修整引用)

中日ドラゴンズ
 日本のプロ野球球団。セントラル・リーグセ・リーグ)に所属する。
 愛知県を保護地域とし、同県名古屋市東区にあるナゴヤドームを専用球場(本拠地)としている。また、二軍(ウエスタン・リーグ所属)の本拠地は同市中川区にあるナゴヤ球場である。(wikipediaより修整引用)

羨ましい
(「うら」は心、「やまし」は病む感じであるの意)
①他の様子を見て自分もそのようにありたいと思う気持ちである。
②人の境遇・資質などが自分よりよいのを見てねたましい気持である。
(『広辞苑 第五版』より引用) 


 他球団ファンの私が指くわえてみてた中日の二遊間と言えばやはり荒木と井端になるでしょうか。中日黄金時代とカープ暗黒時代に丸被りでしたもんね。そっちがアライバならこっちはヒガソヨだと強がっていたのが今となっては微笑ましくもあり。そんなカープもようやくタナキクというよそに誇れる二遊間を手に入れれたのですが来季は菊池のポスティングと田中の手術で完全崩壊。しばらくは再び他所の二遊間を羨ましがる日々が続きそうです。小園くん羽月くん早目の台頭お願いしますね。

へうげもの加藤清正

へうげもの
 山田芳裕*1による日本の漫画作品、原案としたアニメ(2011年版)および原作としたWebアニメ(2018年版)。講談社刊『モーニング』にて、2005年38号から2017年53号まで隔号連載。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作。2011春にNHK BSプレミアムにてアニメ化された。
 戦国時代、織田信長*2豊臣秀吉*3に仕えた戦国武将・古田織部*4を主人公として描いた歴史漫画作品。雑誌掲載時の欄外のあらすじでは毎回「これは『出世』と『物』、2つの【欲】の間で日々葛藤と悶絶を繰り返す戦国武将【古田織部】の物語である」と紹介されている。
 この時代を舞台にした作品には合戦などの「武」を主題にしたものが多いが、本作は茶道や茶器、美術や建築など、戦国時代に花開いた「美」や「数奇」からスポットライトをあてて同時代を切り取った作品である。作者の山田芳裕は、この作品を描くにあたって最初は千利休*5から調べ始めたが、利休の宗教的・求道的ストイックな厳しさは自分には描ききれないと感じ、物欲の強さやエンターテインメント性に親近感が沸き、調べていくうちに面白くなっていった古田織部を主人公に据えたと述べている。数寄についてだけでなく、山田芳裕独特の豪快でコミカルな描写と緻密な時代考証によって、当時の天下の動勢や戦国武将たちの生き様も描かれている。そのため、本作は「世界初の本格的歴史長編ギャグマンガ」とも言われている。
 タイトルにもなっている「へうげる(ひょうげる)」は「剽げる」とも書き、「ふざける」「おどける」の意。「へうげる」は「剽」の字音仮名遣いからきている。各話のサブタイトルは楽曲のタイトルを捩ったものであり、元ネタの一覧が単行本に収録されている。 (wikipediaより修整引用)

加藤清正
秀吉子飼いの武将。大の虎好きで、何でも虎に例えたがる傾向があり、城造りにおいても虎の美しさを手本としている。本作では元プロボクサーの具志堅用高*6似の容貌が拡大解釈され、「ちょっちゅね」などの独特の口調や、シャドウボクシングをする姿も描かれている。アニメ版では容姿はそのままに具志堅本人が声優を務めた。
「力がある者が欲しいものを得る」を信条にしていたが、唐入りの際に野生の虎と戦って初の敗北を味わい、政や数奇の必要性を悟る。関ヶ原の後は熊本城の普請に勤しみ、織部の豊徳合体に協力するが、家康*7の暗殺を謀ったと疑われ、家康が放った刺客・柳生利厳*8に暗殺される。
好きな色:イエロー。
初登場:第三十九席「Start Me Up」(原作)、第18話「世界で一つだけの華」(アニメ)
声 - 具志堅用高
wikipediaより修整引用)

 
 具志堅用高!以上。

 てな訳にもいかないでしょうからちょっと解説。おねに派手目の着物を手土産に持ってきたのを主人公の織部が欲しがるって地味目の初登場以来、文禄慶長の役での活躍、慶長伏見大地震での秀吉救援、七将襲撃事件、家康と秀頼の面会斡旋など比較的出番は多いのですが、いかんせんその具志堅用高そのままの外見と口調から出オチにしかならない難儀な御仁。しれっとシャドウボクシングしてたり、ロケットパンチ(生身)をかましたりと奇人変人のオンパレードなへうげものの中でもひときわ異彩を放つ怪人です。へうげものは「数寄」というプリズムを通した独自の史観と絶妙な史実のエピソードの取り込み具合が大好きな作品なんですが、時々悪ふざけが過ぎるのが個人的な欠点なので、その体現者のようなこのお方はどうしても好きになれません。何事もさじ加減ってのは大事ですね。

へうげもの コミック 全25巻完結セット

へうげもの コミック 全25巻完結セット

  • 作者:
  • 発売日: 2018/01/23
  • メディア: コミック

もう何度も繰り返し思い出してるな

 紅白で一世を風靡した私以外私じゃないののゲスの極み乙女。も、全球団から羨ましいの一言だった中日の二遊間も今は昔。とかくかように人々の忘却のスピードは物すごいがあります。未だに加藤清正だのを引き合いに出してくるかの国の人々が異常なだけで。そう考えると今の時代にへうげもので取り上げるような怪作をあまた遺した古田織部ってのは実に偉大ですね。人は死して名を遺す。そうなれるよう自分も、今からでは全然手遅れでしょうが、精進してみます。できうることならこのblogがその一端になればいいなあ。

私以外私じゃないの(通常盤)

私以外私じゃないの(通常盤)


ゲスの極み乙女。/ ルミリー(Lyric Video)

帰ってきた今日の一行知識

具志堅用高wikipediaの記事は本人校閲済み

ぴったんこカンカンの企画で全部本人に正誤確認したとのこと。集合知としての完成度を高めるためにもこの風習がもうちょっと広まればいいのになあ

*1:代表作:『度胸星』、『大正野郎』、『望郷太郎』他。

*2:近江の戦国大名。右大臣。父信秀、母土田御前。斎藤道三との同盟などを背景に尾張統一に成功。桶狭間の戦い今川義元を退けると美濃攻略に成功。前将軍の弟義昭を擁して上洛し天下布武の覇道を歩み始める。三度の包囲網を乗り越え天下統一目前まで近づくも本能寺の変により横死。

*3:関白。太政大臣。父木下弥右衛門、母大政所、養父竹阿弥→近衛前久。信長に見出され墨俣築城や美濃衆調略・小谷城攻略などで頭角を顕し、織田四天王の一人として累進。本能寺の変後、山崎の戦い清洲会議賤ヶ岳の戦い・小牧長久手の戦いなどを経て信長後継の座を確保。関白に就任し天下人として全国統一に成功。次いで唐入りを目指し文禄慶長の役を起こすも志半ばに病死。

*4:重然。山城国西岡の大名。織部助。父重定、養父重安。旧名:景安。使番として織田信長に仕え、上久世荘の代官となる。千利休に師事し利休七哲の一人に数えられる。利休死後は後を襲い豊臣秀吉の茶頭となり武家茶道を大成するも、大坂夏の陣で西軍への内通を疑われ賜死。

*5:田中与兵衛、母月岑妙弥。法名:宗易。武野紹鷗に師事し信長・秀吉2代の茶頭として茶の湯を大成。豊臣秀長の後見により並ぶ者無き権勢を誇るも、秀長死後その増長を憎まれ大徳寺の木像設置を言いがかりに賜死。

*6:太田プロダクション所属。23勝15KO1敗(プロボクシング)。主なタイトル:WBA世界ライトフライ級王者。

*7:江戸幕府初代将軍。太政大臣。父松平広忠、母於大の方。旧名:元信→元康。最初織田家後に今川家の人質として成長。桶狭間の戦いを期に独立し、織田信長と清州同盟を締結し三河遠江を領した。本能寺の変後、小牧・長久手の戦いで秀吉に臣従し関東移封。五大老の筆頭として豊臣政権で重きをなした。秀吉死後は関ヶ原の戦いに勝利し江戸幕府を開闢。その後大坂の役で豊臣氏を滅亡させ全国統一に成功した。

*8:尾張藩兵法師範。500石取り。父厳勝。旧名:長勝、号如雲斎。当初は加藤清正に仕えるも同僚との諍いにより出奔。その後、祖父石舟斎より柳生新陰流印可を受け、徳川義直の兵法師範となった。