脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『日本戦後経済史』

韓国の歴史ってどんな感じなんだろう :哲学ニュースnwk
韓国ドラマにはまってたとの有閑マダムとの雑談で「韓国ってすごいのよ。聖徳太子とかよりずっと前の時代から日本にない様な煌びやかな装飾品つけて・・・」と。純粋な人は信じちゃうんで、コリエイトも大概にしちゃくれませんかねえ。


 ここんとこ地味に忙しかったんで、ほぼ一か月ぶりの完全休日×2!・・・ああ仕事行きたくねえなあ。

戦後日本経済史 (講談社学術文庫 339)

戦後日本経済史 (講談社学術文庫 339)

だまって見ている青い空

 傾斜生産・ドッジ=ライン・朝鮮戦争特需・独立・外貨危機・神武景気・なべ底不況・所得倍増計画岩戸景気東京オリンピック・四〇年不況・大阪万博いざなぎ景気・円切上げ・石油危機・・・経済から見た日本戦後史総覧。


 昭和二十(1945)~五十二('77)年まで、言い換えれば終戦から石油ショックの痛手からようやく立ち上がり始めた辺りまでの経済史を概説した一冊。講談社学術文庫の宿命として説明不足な割に分量不足で門外漢にはちともとい大分とっつきづらいですが、同じ時代を経済って違った側面から見るとこう見えるんだと感心しきり。序章くらいまではふむふむと物知り顔で楽しめてたのですが、本編入ってからは「はぇ~すご~い」と終始ポカン顔。やはり背伸びはあきませんね。とは言え、分からないなりにも、日本経済政策の宿痾たるインフレ恐怖症の源泉の一端が知れて満足。半世紀近くもありとあらゆる理由と種類のインフレと格闘しつづけてたらそれ羹に懲りて膾を吹くようにもなるわ。アンシャンレジームからの脱却が急務なのは何も外交や防衛分野に限らないようで

言葉を出さずに小くびをまげて

 仮にも経理を預かる事務屋の端くれが言っていいセリフではないのですが、「経済なんかわかるかボケェ」が正直な気持ち。なんにでも無理やり理屈をくっつける風潮はよくないと思うんだ。と根っからの数字音痴の文系人間の嘆きでした。

リンゴの唄

リンゴの唄


リンゴの唄 並木路子 昭和歌謡

帰ってきた今日の一行知識

太平洋戦争で日本は保有していた船舶の8割を喪失した

戦前の保有総トン数が630万tあったのが終戦時には153万tによくもこんな状態で戦い抜いたなあ。損切りのできない方々に戦争させちゃああきませんね。