痛いニュース(ノ∀`) : 山北町「助けて自衛隊!」自衛隊「水持ってきたよ!」→神奈川県「余計なことすんな」「地べたに捨てて帰れ」 - ライブドアブログ
そうか、川崎市だけがひどいんじゃなくて神奈川県が糞なんだ。
台風一過で一気に冬模様に。ついこないだまで半袖着てた気がするんだけどなあ。
SRWT進捗
- 作者: 香原志勢
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1992/12/01
- メディア: 新書
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僕らに何が足りないかなんてわからないけれど
人類生物学
ヒトを対象とした生物学の一分野であり、医学、霊長類学や他の様々な分野と密接に関連している。
ヒトは、数100兆個の細胞からなる多細胞の真核生物である。ただし人体を構成する細胞の数については諸説あり、幅広い値が提唱されている。種としてみると、ヒトは霊長類に属し、高度に発達した脳によって霊長類の他の種と区別される。ヒトは多細胞の動物であるが、生物学的プロセスの多くは酵母などの真核単細胞生物や、さらには原核生物とさえ共通している。
ヒトと酵母の生物学的に最も大きな違いの一つは、酵母は単細胞生物であるということである。酵母は分裂し、新しい個体を作ることができる。ヒトも発生の初期は受精卵という一つの細胞であるが、細胞分裂し、胚になる。初期の胚は全能性幹細胞であり、のちに全能性を失って心臓、肝臓、筋肉などそれぞれに特有の細胞になる。全能性を失う過程で、ある遺伝子は発現が止まり、またある遺伝子は発現が高まるが、この過程は複雑に制御されている。結果的に、それぞれの細胞は特有の組織になり、それぞれの機能を果たすことになる。また全能性を失う過程で、細胞の大きさ、形、極性、代謝活性、シグナルへの応答など、物理的な性質も大きく変わる。(wikipediaより修整引用)
人類を生物学的に見てみようのエッセイ。半世紀前だとそれだけで斬新なテーマたりえたんだとちょっと新鮮。内容はDNA解析という生物学を面白くなくする元凶が世を席巻する前だけあってか、実に牧歌的な形態学的分析が一般人向けのかみ砕いた筆致で分かりやすく書かれてます。うん、これならなんとか付いてける。とは言え、素人目でも荒っぽい言い方してんなあと感じる箇所がしばしばあるのはケンチャナヨ。主題は多岐にわたるのですが、一番反復させているのは知能の発生における直立二足歩行の重要性。立って歩くことがどれだけ特殊で重要なことかを手を変え品を変え面白く説明してくれてます。個人的に一番印象的だったのは平地を長駆するのに適した西洋的な腰歩行と、不整地を踏破するのに適した日本的な膝歩行の違い。小さい頃おやじに教わった山登りの際の歩行術「内股閉めて歩幅を小さく」は腰歩行から膝歩行への切り替えだったんだと今更理屈が理解できてちょっと感動。背伸びして専門書に手を出すのもいいですが、専門外はやっぱり肩肘張らずおきらくご気楽なエッセイ堪能するのが一番ですね。
誰かにそう誰かにこの事を伝えなきゃ駄目なんだ
数式だ遺伝情報だ化学式だドヤ顔で出されてもそんなもんわかるかい。というのが純文系の叫びなんですが、理系の皆さんはきっと文献だの文書だのなんかだされても何が面白いかわかんないんだろうなあとしみじみ。その分野を堪能するにはやっぱり体系的教育って必須ですよね。学生諸君、「何に役に立つのかわからないことを勉強する意味が分からない」って憤りはよく理解できますが、「なんの役に立つかもわからないことを勉強させてもらえる」機会なんて今しかないですよ。しっかり苦しみながら楽しんでください。
- アーティスト: サカナクション
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