脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『加治隆介の議』

【大炎上】芸術監督・津田大介が天皇陛下を燃やして大喜びする動画が発掘される「天皇の肖像焼くけど、二代前だから大丈夫だよねwww」:ハムスター速報
表現の自由として天皇燃やして大喜びの津田大介さん「天皇燃やすから、すごい炎上が予想されます。刺されても平気なようにAmazonで防弾チョッキ買います」:ハムスター速報
【津田大介】特攻隊隊員の寄せ書きのされた日章旗の作品タイトル「間抜けな日本人の墓」:ハムスター速報
我々は過ちを犯しました。我々が真に為すべきだったのは、言論弾圧の汚名を着てまでして「表現の不自由」展を中止に追い込むことではなく、この純粋なる邪悪を吊るすことでした。という訳で第二ラウンド始まり始まり~


 8/6にサイレンを聞かなくなって早20年。少し前までは隠れてでも黙禱しなければ気味悪かったんですが、人間慣れてしまうもんだなあとしみじみ。という訳で、遅ればせながらも黙禱。願わくは二度と「祈念日」の増えませんことを。

でも時代のせいと嘆いている暇はない

 一流商社のサラリーマンだった加治隆介は、派閥の領袖であった父とその後継者候補であった兄とを事故で一度に失い、鹿児島1区から急遽出馬することに。素人の彼の「議」は国政に届くのか。


 政治家版島耕作。とはいうものの、かのシリーズと違って女性関係が問題解決の糸口になることはほとんどなく政治家らしい柔軟な寝技と政治家らしからぬ正面突破の正論とで着々と政治家としての階梯*1を昇っていくので爽快感は抜群。政局パート、アドベンチャーパート、女性関係パートと綺麗に分かれているので好きなとこだけ読むって横着な楽しみ方も可。自分も結構政局パートだけ抜き読みで再読したりしてます。時あたかも55年体制崩壊から新党乱立を経て2大政党制の確立までの、くそ面白い割にはまだ生臭すぎてネタにされてることが少ない時代を舞台にしているので読み応えは十分です。政治嫌いな方も是非ご一読あれ。「政局」の楽しみ方のヒントが見つかるかもしれませんよ。

常識から抜け出せ息苦しさの答えを本当は気づいてるんだろう

 これを最初に読んだ頃はこんな風にマスコミや特亜に対して強く正論をぶちかませる政治家なんていやしないよと冷笑していたのが、今では安倍総理を筆頭に麻生太郎河野太郎世耕弘成etcと多士済々。いい時代になりました。いつの日かこの漫画で描かれていることがどれもなんでこんな当たり前のことで・・・って言われるような世の中になってもらいたいものです。そのためにも、次代を担う若い世代のみんな、面倒でもきちんと政治に興味をもって選挙に行くんだよ

Yes we are(CD+DVD)

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三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE / RAISE THE FLAG

帰ってきた今日の一行知識

前原誠司はかつて加治隆介のモデルの一人と言われていた

渡辺喜美といい彼といい一時は総理候補に擬されていた方々が今となってはみじめですね

*1:派閥横断の政策グループのリーダー→官房長官→外務政務次官防衛庁長官→(スキャンダルで辞任→)外務大臣内閣総理大臣