脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『築地魚河岸三代目』

痛いニュース(ノ∀`) : Googleマップが劣化しユーザー大混乱 ゼンリンと契約解除で「道が消える」 - ライブドアブログ
地元密着型の商売やってるとゼンリンに足を向けて寝れません。住所さえ分かれば個人宅の特定すら楽勝って冷静に考えるとすさまじいよなあ。


 毎年吉例年度末のスパロボ休暇。今年は実家帰省と合わせて四連休の暴挙に出てみました!・・・職場復帰したらきちんと席残ってるかなあ。


SRWT進捗

揺らめく淡い空の向こうあの日見た約束の場所

 元銀行の人事担当赤城旬太郎は自身が旗振り役となった大規模リストラのけじめとして、妻の実家の築地場内市場仲卸に転職。魚流通業界のド素人が天性の鋭敏な舌と銀行マンで培った社交性で築地にどんな新風を吹き込むのか。


 美味しんぼを始祖とする食文化紹介マンガの魚特化版。全40巻超のボリュームでほとんどネタかぶりもしてないのは、日本の水産資源のバラエティーの豊かさに驚嘆させられます。基本プロットは「何か人間関係で問題が発生する→美味しい魚料理を見つけて感心させる→教訓めいたお説教で改心して一件落着」と馬鹿の一つ覚えど真ん中の王道を行っているので途中巻からでも全く問題なく一話ずつ*1ながら読みできます。実際私も初読はぼろっちい定食屋で昼飯喰いながら読んではまりました。取り敢えず、読んだら魚喰いたくなるの間違いなしなので、しっかり料理か外食できる環境整えてから読みましょう。何度うっかりスーパーの総菜やコンビニ弁当なんか食べながら読んで惨めさに打ちひしがれたことか。

君の描いてた世界はねぇここにはなかったんだ

 七転八倒の大迷走の挙句にようやくなった豊洲移転。本シリーズも本来は豊洲市場への移転完了をラストシーンに持ってくる気満々の構成だったのが、途中で力尽きたのが見て取れて何とも哀れでした。守旧派の抵抗と目立ちたがりのいらんことしいの新知事の前政権への報復めいた嫌がらせがケミストリー起こすとここまで大惨事になるのかと改めて。日本人は結局辺野古移転問題の時から何も進歩してませんでしたね。

虹が消えた日

虹が消えた日


秦 基博 / 虹が消えた日 from GREEN MIND vol.1 2008.5.4

帰ってきた今日の一行知識

ハマチは関東では養殖のブリのことを指す

おかげで東京で初めて回らない寿司屋に連れてってもらったときに死ぬほど恥をかきました*2。ハマチのお寿司って大好物なんだけどなあ。まあ、実家では「カンパチ→ハマチ→ブリ」*3って出世するって大ウソ教えられてたんで、あまり大きなことは言えないんですが。

*1:基本2~5話完結型ですが

*2:関西ではブリの小さいのをハマチって呼びます

*3:正しくはモジャコ→ハマチ→ブリでカンパチは近縁種だけど違う魚