脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『屈辱と歓喜と真実と』

透析治療をやめる意思確認書を提出した女性が死亡…死亡前日に透析中止を撤回したいと夫婦で話し合うも翌日に死亡←なぜか医者が悪いという話に:ハムスター速報
透析に関わるようになって早十年弱。未だにあの針見ると股間がひゅんってなるんで気持ちはよく分かりますが、おどしてすかしてなだめて何度も何度も釘刺されたでしょうに。どんなに退屈でもムンテラはきちんと聞きましょう。


 今日も今日とてご機嫌で環七を激走してたら斜め後ろから迫る恐怖の声。「そこの原付止まりなさい」。スピード違反もしてないしヘルメットもしてるし何やらかしたっけって恐る恐る路肩で停車してみたら、白バイのおっちゃんの口から出たのは「これ自賠責切れてるよ」のまさかの一声。慌てて担当の保険屋に連絡して事なきを得ましたが、よく今まで事故んなかったなと冷や汗。
教訓:面倒くさがらずに名変はさっさとすること


DQⅦ進捗

  • 都会のりりしげな洞くつクリア。。主人公の職業:呪いのランプ「はがねのランプ」

屈辱と歓喜と真実と―“報道されなかった”王ジャパン121日間の裏舞台

屈辱と歓喜と真実と―“報道されなかった”王ジャパン121日間の裏舞台

Someday love will find you Break those chains that bind you

2006 ワールド・ベースボール・クラシック 2006 World Baseball Classic
 野球の世界一決定戦ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)の第1回大会で、平成十八(2006)年3月3日から3月20日の間に行われた。 ホスト国:アメリカ合衆国プエルトリコ・日本3カ国共催。総試合数:39試合。総入場者数:73万7,112人*1、1試合平均入場者数:約1万8,900人。大会収支:2006.5.12ニューヨークで開かれた運営委員会において、大会収支が黒字であることが報告された。なお、詳細は公表されていない。
 この大会では日本代表が優勝を遂げ、WBCの初代王者となった。(wikipediaより修整引用)

 
 みんな大好きWBCの記念すべき第一回大会の舞台裏を描いた傑作。イチローと松坂を事実上の主人公に、イチローチルドレンの青木・西岡*2、かつての日本代表のDNAを継ぐ者宮本、もう一人のメジャーリーガー大塚あたりが目立ってるかな。基本的な論調としては運営とチーム上層部がクソなのを現場が必死の努力で一丸となって栄光を掴み取ったってストーリーになっています。正直コーチ陣への罵詈雑言はかなりひどいもんがありますので鹿取・辻ファンの方には少し辛いかと。まあ、著者の言い分信じるなら弘田・武田には一切同情する気が起きませんが。そうやって首脳陣批判をしたいんだけど王監督は神聖不可侵で批難できないって作者のジレンマも見ものでしょうか。非協力的な出場辞退選手たちを皮肉りながらも松井への追及が甘い辺りにも、未だ巨人ブランド健在なのを感じます。やっぱそこら界隈には忖度しないと野球ジャーナリストとしてやってけないんでしょうか。以上稀代の英雄イチローサーガの一章として読み応えのある一冊です。まあ大会の試合展開自体は次の第二回大会の方がはるかにドラマチックで好みなんで、そっちの方が読みたかったってのが本音ですが。

Though we touched And went our separate ways

 西岡剛上原浩治松中信彦多村仁イチロー渡辺俊介松坂大輔里崎智也川崎宗則福留孝介小笠原道大岩村明憲大塚晶則薮田安彦清水直行杉内俊哉宮本慎也藤川球児和田毅今江敏晃藤田宗一小林宏之青木宣親金城龍彦相川亮二新井貴浩石井弘寿和田一浩久保田智之馬原孝浩。名前を並べ上げるだけで感涙にむせぶしかないメンバーです。よくぞこれだけの面子を揃えてくれたというしかありません。その分、松井は男を下げたなあと。ここに出てれば、あの大ブーイングだった謎の国民栄誉賞も万雷の拍手で迎えられていたでしょうに。今も昔も赤紙ってのは厄介なもんですね。

Separate Ways (Worlds Apart)

Separate Ways (Worlds Apart)


Journey - Separate Ways (Worlds Apart) (Official Music Video)

帰ってきた今日の一行知識

WBCでの通算最多安打及び打点*3の記録保持者は元巨人のセペダ

あの伝説級のダメ害人が!?そう考えるとうちのシュールさんは有能だなあ。

*1:目標入場者数:80万人

*2:川崎と今江もいますが、本巻では正直影薄いです

*3:得点・二塁打三塁打