鯉速@広島東洋カープまとめブログ : カープ移籍の長野久義が入団会見!赤いネクタイで「開幕戦から試合に出られるように」
いらっしゃい。一岡や琢朗のようなご活躍を期待してます。
宅建士の実務講習修了。ヤクザな商売ですが、学問としてみたらなかなか魅力的な分野。余裕が出来たら不動産鑑定士でも目指してみようかなあ。
DQⅦ進捗
プロジェクト:シャーロック (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)
- 作者: 大森望,日下三蔵
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2018/06/29
- メディア: 文庫
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もしかしたら全部リアルな夢目の前の君の姿も
ルーシィ、星、月、太陽
「それでも、彼らは最後まで希望を捨てなかった」byアーシャ
実に上田早夕里な物悲しくも美しい物語。女史のオーシャンクロニクルシリーズは21世紀日本の誇るべき最高の世界観です。
最後の不良
「俺は牛丼の記事を書くためにこの世界に入ったわけじゃない!」by柿谷
ミニマリストが主流となったある種のディストピアの物語。主人公の桃山の意地が泣かせます。暴走族ってのは御伽噺にするのに最高の題材なんだなあと改めて。取り敢えず「牛丼特集」「表計算ソフト特集」「練り物特集」の暗黒三部作は一度読んでみたい
プロジェクト:シャーロック
「―モリアーティだよ。モリアーティが生まれたんだ」by長沢雄太
SF畑の人は基本ミステリ大好きなんだなあ。
彗星狩り
「ジレスみたいに灮雨酔いして、留曇珠の牽力に呑まれたくないでしょう」byミクグ
何度読んでも酉島伝法はよく分からん。
東京タワーの潜水夫
「君、心配せんでいい。君の両腕は、このオルメスが見つけてやる。ところで切り口を消毒したかね」byオルメス探偵
昭和初期の荒唐無稽な空想科学小説オマージュなんでしょうが、だからどうした。
逃亡老人
「この時代からたったの五〇年かそこらで、大噴火がはじまるなんて、とても思えません」by「相手」
ブラウンや星新一などのショートショートで何度も読んだ気のする手垢の付いたテーマ。なのに実にオリジナリティあふれた寂寥感に満ちた作品になってるのはなんででしょう。
山の同窓会
「クラスでまだ一回も卵を作ってないのは、ニウラを入れて三人だって」byコトちゃん
本巻の最高傑作。LGBTや独身主義者、選択子無しの生きる意味への最終回答。生む機械や生産性発言するデリカシーのない男どもも、それにヒステリックにかみつくフェミどもも一度これを読んでから議論しましょう。それくらい価値のある作品です。
ホーリーアイアンメイデン
だからどうか、次の手紙を受けとるまで、なぜ、私が姉様の眼前で息を引き取る羽目になったのか、誰がその首謀者で、誰が下手人だったのか、ゆっくり考えてみてくださいね。by本庄琴枝
メッセージ性度外視して作品としての美しさだけ見ればこっちの方が面白いかも。作者の伴名練の才気横溢縦横無尽の活躍は先輩として鼻が高いです。早く商業単行本化を。
鉱区 A-11
「なにかがパラドックスを起こしてるんだ。だから人工知能の論理に破綻が生まれ停止してしまう。矛盾に強い人間の脳で調査しないと謎は解けない」by榊森羅
よく出来たSF推理マンガ。よく出来てるってことは引っ掛かりも少ないってことで・・・
惑星Xの憂鬱
「ちがう。このひと、かろんじゃない。かろんの胸はぺったんこなんだぞ。こんな、おっぱいがあってブラジャーしてるひとじゃないんだ」byメイ
実に韜晦的で大好きな作品。取り敢えずこの本読む23日前にボンディ行ったばっかだったんで吹いた
髪禍
「男とつきあうときはな、まず握り拳を見んねん。女を殴る男は、この骨の出っぱったところに肉がつぶれたみたいな傷があるから。そういう男はかーってなったら、女だけやなくて、壁殴ったり電柱殴ったり郵便ポスト殴ったりするからな、傷が残んねん」by母
ビジュアルインパクトで一点突破の怪作。是非CGバリバリの雨宮特撮で見たいなあ。
漸然山脈
「その話は聞いたことがあります。あっ。その話は聞いたことがありません」by中国人
ザ・老害。作者コメント読むだけで、下卑た追従笑いしている下種な編集者の顔が浮かぶのは見事なんだかなんなんだか。
親水性について
茹でれば喰えるが碌なものではない。堕ちた天族の成れの果てとも言う、兜の甲羅に証拠の三つ目があるからな。byある年配の男
実に詩的な一篇。性格が実に散文的な私にとっては何がいいんだか
ディレイ・エフェクト
「こうしているあいだにも、戦況は進んでいる。空襲が激化すれば、市民の混乱もこれまで以上になるだろう」by真木
前評判で期待しすぎたかな?ちょっと肩透かしな印象。折角魅力的な世界観構築したんだから、ミニマムな家族内人間ドラマにとどまらず、もっとスケールの大きな話展開してほしかったなあ。まあ、それが宮内悠介たる所以と言われればそれまでですが。
真実が明かされるまでは後には引けないルール
SF冬の時代も今は昔。続々と新しい才能も飛び出し、それでいてベテラン中堅勢も意気軒高と百花繚乱の趣。いい時代に生まれたもんです。ああこの作品群を腰据えて堪能するためにも宝くじかド穴の三連単でも当たんねえかなあ。
Sherlock [Japanese ver.](MEET&GREET応募券封入)(通常盤)
- アーティスト: SHINee
- 出版社/メーカー: EMI Records Japan
- 発売日: 2012/05/16
- メディア: CD
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