脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

日蓮上人入滅の旧跡

ヒロイモノ中毒 BTS(防弾少年団)に対して日本の反核団体や人権活動家からの批判はあったの?
「ちなみにこうやって民族名などを入れ替えただけで同じことしても態度が変わる奴が本物の民族差別主義者でレイシストです」by『魔法少女プリティ☆ベル


 とある事情で口座間の資金移動の必要があって郵便局で通帳をとっかえひっかえしてた*1ら、外に出た瞬間職質喰らった。俺ってそんなに人相悪いかなあ。


DQⅥ進捗

  • ぶちすけ加入。主人公の職業:スーパースター「えんぎは」

ああ日蓮を君知るや

日蓮上人入滅の旧跡
 日蓮上人(聖人)*2(1222-'82)は日蓮宗の開祖であり、「立正安国論」等の著作で知られています。、日蓮は1274鎌倉を去り、甲斐国身延山に宗教活動の場を移していましたが、'82病の悪化により常陸国へ湯治療養へ向かう途中、武蔵国千束郡池上右衛門太夫宗仲*3の館(現本行寺境内)で示寂しました。
 なお、病中の日蓮が、身延山を発って池上の地へ移ったのは、法華経を説いた釈尊*4霊鷲山から艮、すなわち北東の方角に当たる純陀*5の家で入滅した故事にならったとする説もあります。
(現地案内板より引用)


 実はあんまり行ったことのなかった大田区へ遠足。西馬込駅で降りて、どうせなら日蓮宗の総本山池上本門寺に行けばよかったんでしょうが、天邪鬼が顔出して、東京文化財ウィーク*6の幟の立った「日蓮上人入滅の旧跡」こと本行寺へ。実に日蓮宗らしい質実剛健ながらも豪華絢爛な寺域に感心しつつ境内を散策。どこからともなく聞こえてくる勤行の声もなんとも心地いい凛とした空気感の味わえる素敵な場所でした。あまりそういった言い方は好きではありませんがパワースポット的な何かを感じさせてくれる穴場な観光地としていかがでしょうか。お隣池上本門寺ほど観光客に汚染されてませんし。
 と書いたところで、よく考えなくとも、こんなとこまでわざわざ来るのはガチの信者さんだけな「生きた」聖域なことに今更気付いた。野次馬根性でうろついていい場所じゃあどう考えてもないな、これ。本堂の裏に連れ込まれて折伏されなかった幸運に感謝。

妙法蓮華釈迦牟尼仏

 真宗安芸門徒という、宗教にいい加減な日本人の中でもトップクラスにいい加減な宗派で育った身としては、日蓮宗の皆さんの生真面目さがどうも肌に合いません。個人的には宗教の違いなんて、血液型や干支、星座レベルの差異にしか思えないんですが、そんなこと言ってたら多分色んなところから怒られますよねえ。

全集

全集

帰ってきた今日の一行知識

日蓮は『立正安国論』の中でNationとLandとStateを区別して書いている
Nationの意では【くにがまえの中に民】、Landの意では國、Stateの意では国の字を使い分けてるみたいです。親鸞といい道元といい一遍といいこの時代の宗教人の感覚はほとんど現代人じみてますね。

*1:お昼過ぎだったのでほとんど人がおらずしばらくATM占有しても問題ない状況でした

*2:父三国大夫、母梅菊。貧賤の家に生まれ口減らしの為出家。早くからその学才で頭角を顕し各地に遊学し、法華経を至高とする日蓮宗を創始。折伏を是とする攻撃的な布教方法や過激な幕府批判から弾圧され、流浪の生涯を送った。代表作:『立正安国論』、『開目抄』、『報恩抄』(宗論)他。

*3:右衛門大夫。父康光、母印東祐昭女。日蓮の有力檀越として活躍。自身の館に逗留時に日蓮が入滅した縁で、館と近隣領地を寄進し、それが池上本門寺の基となった。

*4:Gotama Siddhattha。父シュッドーダナ、母マーヤー。尊称:仏陀。コーサラ国のシャーキャ族の王族から大悟を果たし釈迦如来となり、仏教を創始した。

*5:चुन्द。鍛冶屋を営んでいたが、自身の所有する果樹園に仏陀一行が立ち寄った際に饗応するも、それがもとで仏陀は食中毒を起こし死亡した

*6:本小旅行実施は11/3