脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『プライド』

国民民主党 障害者雇用ゼロ – watch@2ちゃんねる
民主党が最低時給1000円のマニフェスト出してた時に、某前ナントカさんの秘書勤めてた友人は「叶えられる訳のない夢語る前にせめて自分の事務所でくらい労働基準法守ろうとする姿勢を見せてほしい」って嘆いてたなあ。


 九月に入ってめっきり秋の気配が・・・。地獄の様だった今年の夏も去り行くとなると寂しいもんですね。


競馬成績・・・H30収支-29460

プライド

プライド

Count down hit the ground

 平成9年10月11日於東京ドーム PRIDE.1 第6試合 ○ヒクソングレイシーVS郄田延彦● 1R 4:47 腕ひしぎ十字固め。プロレスがキングオブスポーツの座から名実ともに滑り落ち、興行としての総合格闘技濫觴を浮かべた試合。「泣き虫」郄田延彦は、なぜそしてどんな想いでこの闘いに臨んだのか。


 スポーツノンフィクションの雄金子達仁によるプロレス最強伝説終焉の伝説の試合を郄田視点で見た物語。『泣き虫』でも語られた迷走っつーかグデグデにもほどがある試合成立までの経緯を丁寧に追っかけつつ、簡単なヒクソン伝にもなっているので、同試合のドキュメンタリーとしては過不足のない完璧な出来。丁寧で完璧すぎて逆にちょっと面白みに欠けるきらいがあるぐらい。あとこの人の悪癖である思いついたワンフレーズを強引にクローズアップしすぎて構成が無茶苦茶な変化球になるのはどうしたもんかと。冒頭でいきなり西山秀二が出てきたときには買う本間違えたかと思った。また取材も文章も非常に良質なのが腹立ちます。なんにせよ、是非最後まで読んで、著者のドヤ顔が浮かぶかのごとき衝撃のラストフレーズを堪能してみてください。私は見事にずっこけましたけど。

Only one winner in legend is born

 このブログでも書いた気がしますが、暴力沙汰と流血を忌み嫌う母とアメリカンスポーツ史上主義の父の影響でプロレスには一切興味関心知識のなかった思春期。今から思えば結構もったいないことした気がします。まあ今になって存分に活字プロレス堪能できてるからまあいいか。

帰ってきた今日の一行知識

PRIDEは元々「PRIDE.1」までで一つのイベント名だった
K-1みたいなもんですかね。「No.1のプライドを決める」ってのが元々のネーミング意図だったようです。単発だったはずのイベントが紆余曲折ありつつも結局34まで続くんだからすごいもんです。