脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『英国紅茶論争』

【なんやコレ…】ここ数年の広島の再開発がヤバすぎる… : VIPワイドガイド
その再開発の波から外れ日々寂れていく地元が切ない。取り敢えず、あんな綺麗な広島駅は広島駅じゃあありません。


 他業種の方々と飲み会。「日本語」の通じる方との飲み会は楽しいなあ。


SRWX進捗

  • 3周目第42話「正義の名の下に」BD同盟と交戦開始。トップエース:シモン@グレンラガン

英国紅茶論争 (講談社選書メチエ)

英国紅茶論争 (講談社選書メチエ)

放課後はTea Time全力のBreak Time

 紳士の嗜み、紅茶。中国に端を発するこの飲料がどのようにしてレディース&ジェントルメンの心をつかむに至ったのかの物語。


 最近地味に流行りの1品目限定の文化史。今回の一冊は紅茶がテーマ。上述の通り、17世紀に緑茶が渡英してからどうやって紅茶が受容されるに至ったかを、豊富な同時代史料を駆使して丹念に解きほぐしてくれていて、類書のなんちゃって文化史本とは一線を画する出来栄えです。それでいて十分に読み物として面白いのだから感服。ついでに言えば、トリビアや面白エピソードも多数収録されていてそっち方面での実用性も十分。ジョンブルに憧れるにせよ見下すにせよ読んでおいて損のない一冊です。

一緒にいるから見える明日があるね

 昔は紅茶は大の苦手だったんですが、自販機で間違えて買った午後の紅茶ミルクティーに蒙を啓かれて以来、いつなんどきも手放せぬ座右の飲料になってしまっています。かくゆう今も執筆中のパソコンの横に午後の紅茶ミルクティー1.5ℓペットボトルが鎮座ましましてたり。だから太るんだと主治医のお怒りの声が聞こえてくるようです。なんにせよいつまでもこの味を楽しめるよう健康に気を付けたいものですね

帰ってきた今日の一行知識

18世紀イギリスで信じられていた緑茶の効能は「卒中や血管の病気、眠気や無気力、頭のもやもや、視力低下、視聴覚障害、風邪」
ボヒー茶こと現在の烏龍茶に至っては「痛風壊血病マラリア・ヒステリー」まで適応症に挙げられてます。今でいう水素水みたいな扱いだったんですかね。ということは、水素水も数世紀後にはグローバルスタンダードになってる可能性が微レ存。