脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

相田みつを美術館

【記録的豪雨】死者や安否不明者の数がヤバ過ぎる・・・ - エクサワロス | ニュースまとめサイト
実家は無事だったようで何よりなんですが、とんでもないことなってんなぁ。


 ついに禁断の通し勤務に手を出してしまいました。これで俺も社畜まっしぐらか。


競馬成績・・・H30収支-27180

  • プロキオンS・・・本命ウインムート-310
  • 七夕賞・・・本命サーブルオール-800
  • 五稜郭S・・・本命スティッフェリオ+70
  • マリーンS・・・本命ユラノト+40
  • 豊明S・・・本命レンボーフラッグ+30
  • 阿武隈S・・・本命ミッキーグローリー+20

SRWX進捗

  • 3周目第21話「灼熱の激闘」飛行要塞グール撃墜。トップエース:戦部ワタル@龍神丸

彼は言った世の中には絶対勝者と敗者が存在する

相田みつを美術館
 東京都千代田区東京国際フォーラム内にある美術館。詩人で書家の相田みつを*1の作品を所蔵している。館長は、みつをの長男である相田一人*2
 1996.9.19東京都中央区銀座に開館。2003.11.1現在の東京国際フォーラム内に移転 。
 みつをは生前「世の中にとって必要なものであれば、自然に残っていく。必要ない物はどんなに残そうと思っても残らないんだ。美術館をつくろうなどとはゆめゆめ思うんじゃないぞ」と美術館には反対していたが、書籍等に印刷された「文字」とは異なる相田みつを直筆の「書」を広く知ってもらいたいという長男相田一人の願いから、東京都中央区銀座に開館した。株式会社組織によって運営されている。「美術館は接客業」という相田一人の信念に基づき、接遇教育には力を入れており、目や耳の不自由な入館者のため、手話や誘導の研修も行っている。リピーターのための「友の会」*3もある。
 開館10周年にあたる2006来館者の累計が380万人を数え、個人名を冠した美術館ではトップクラスの来館者数といわれている。2009年度の入館者数は約46万人。創設以来、堅調に推移している。来館者の特徴として、相田一人は?美術館に滞在している時間が長い?リピーターが多い、の2点をあげている。(wikipediaより修整引用)


 現代アート探訪第何弾だろう。毒を喰らわば皿までの精神で、自分が一番嫌いそうな相田みつをに手を出してみました。その感想は一言・・・案外面白いじゃん!負け犬根性丸出しなんて揶揄される詩の内容も偏見を捨てた虚心坦懐な目で味わえば意外と心に沁みるもの。特に改めて再確認したのは相田みつをの書家としての非凡さ。「根」などの一字ものの迫力や「一生勉強」などに見られる右払いの雄渾なる迫力。普段の調和体で見せる縮こまってねじくれた偏頗な書跡からは想像もつかない素晴らしさでついうっかりミュージアムショップで「遊」の字の入った扇子を購入してしまいました。あと個人的に面白かったのは「鄭文公碑」の臨書。あれってあんなに線が揺れてましたっけ。個性ってのは殺せないもんだなあとしみじみ。以上、東京駅近の国際フォーラム内で利便性の高いいい美術館でした。詩の内容にガチ感動してしまうような人とは友達になりたくないのは変わりませんが。

その血と魂を今ささげろ

 併設の「心のふるさと高橋まゆみ人形展」でも感じたことですが、商業主義に走られるとあざとさが先だって反吐が出るなあと。相田みつをも高橋まゆみも根底に流れる技術および創造性は我々凡俗の理解を超越したであろう領域にあるのに、それをわざわざ「わかりやすい」パッケージングして角を矯めるのはどうも好きません。どうせ芸術やるなら超絶技巧や創造の埒外の孤高で見せてほしいなあと思うのは、食うに困ったことのない俗人のないものねだりなのでしょうか。

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帰ってきた今日の一行知識

相田みつをは息子に自分の死後美術館だけは建ててくれるなと懇願していた
館長御自らの作文による作品解説は彼の人間性のよくにじみ出た反吐の出るような代物。私も感じていた相田みつをへの反感の9割方はこいつの責任のような気がする。名を成した芸術家の皆さんは子弟教育失敗すると後世に拭い難い汚名を流すことになりますよ。

*1:光男。代表作:『にんげんだもの』、『おかげさん』、『しあわせはいつも』他。

*2:而今代表取締役社長。代表作:『書 相田みつを』・『父 相田みつを』(著作)他。

*3:2010年の会員数:約3,500人