脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

江島神社

ファンしてて一番楽しかった年と贔屓球団あげてけ :日刊やきう速報@野球まとめ
強くて楽しかったのはやっぱり2016年、弱くても・・・なら2008年。赤松天谷アレックスのAAA外野陣好きだったなあ。


 あの日から早7年。海神になられた無辜の2万柱に黙禱。


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競馬成績・・・H30収支+1400

DQⅧ進捗

好きにならずにいられないお目にかかれて

江島神社
 神奈川県藤沢市江の島にある神社。旧社格は県社で、現在は神社本庁別表神社。日本三大弁天の一つに数えられる。
 社伝によれば、552神宣に基づき欽明天皇*1の勅命により、江の島の南の洞窟に宮を建てたのに始まると伝える。神仏習合により当社は金亀山与願寺と称する寺となった。『吾妻鏡』によれば、1182源頼朝*2の命により文覚*3が島の岩屋に弁財天*4を勧請したとあり、これをもって創建とすることもある。歴代の鎌倉幕府将軍・執権や、代々の領主から崇敬を受けた。江戸時代には弁才天信仰が盛んになり、多くの庶民が参詣するようになった。
 当社には岩本坊・上ノ坊・下ノ坊の3つの別当があり、それぞれ岩屋本宮*5・上之宮*6・下之宮*7を管理していた。その中で岩本坊は総別当とされ、江島寺とも称した。1649京都・仁和寺の末寺となってからは、岩本坊のみ院号の使用が認められて「岩本院」と称するようになった。三坊は競って当社の縁起を説いて回り、参詣者を集めた。そのうちに利権争いが起こり、'40岩本院は幕府からの朱印状を得て上ノ坊を吸収した。後に下ノ坊も支配するようになり、岩本院が全島の権益を握ることとなった。1868廃仏毀釈により三重塔の他多くの仏教施設や仏像などが破壊された。'72仏式を廃して神社となり「江島神社」へ改称、県社に列せられた。同時に僧侶は全員僧籍を離れて神職となり、岩本院は参詣者の宿泊施設としても利用されていたことから、旅館となり「岩本楼」へ改称した。(wikipediaより修整引用)


 メジャーな観光地もきちんと回ろうぜのコーナー。今週はかの有名な江の島の江島神社を参拝。つーか江の島に神社なんかあったのね、砂浜とモーテルだけのヤリの聖地かと思ってた知らなんだ。
 そんな私の無知偏見はさておいて、土曜日とは言え、シーズンオフの曇天とは思えない人出に圧倒されつつ入島。欽明年間の創建を謳うだけあって、かなりのボリュームとクォリティ。空海芭蕉一遍木食etcと数多の上人芸術家の訪れた跡も残ってて往時の繁栄を偲ばせます。江戸時代には早観光地化されていた名残りか、神域に堂々と土産物家が乱立する様はかなりシュール。真面目な宗教家が見たら卒倒するぞこれ。とは言え、そんな野暮なことを言わなけりゃ、景色も絶景で、全部ぐるっと回って小一時間のハイキング*8は、のどかな休日の過ごし方としては最良の部類に入るのではないでしょうか。個人的には人が多すぎて風情もへったくれもなかったのがマイナスポイントですが。これ夏になったらどんな恐ろしい状況を呈するんだろう。

さっきまで俺ひとりあんた思い出してたとき

 閑話休題。何故かここだけ有料の奉安殿を参拝。商売っ気強えーなーと思いながら拝観していると、有名な裸弁財天さまが。造仏的には隣の重文八臂弁財天の方が貫禄あって好きだったんですが、気になる点が一つ。多分この仏像の一番の眼目、わざわざ立膝までして見せつけてくれている女陰が不自然な座布団の盛り上がりで隠されていたこと。公序良俗に名を借りた文化の抑圧はディストピアへの第一歩ですよ。

帰って来た今日の一行知識

弁財天へカップルで参拝するのはご法度
弁天さまが嫉妬して別れさせられるんだそうですね。今回も佃煮にするほど湧いていたカップルどもめ、ざまあみろ。

*1:天国排開広庭天皇。第29代天皇。父継体天皇、母手白香皇女。兄宣化天皇の死により即位。物部尾輿蘇我稲目の輔弼により大和王権の財政基盤を確立。外交面でも仏教伝来や任那日本府の崩壊など激動の治世を送った。

*2:鎌倉幕府初代将軍。権大納言。父義朝、母由良御前。平治の乱連座し伊豆配流。以仁王の令旨に従い挙兵し鎌倉に一大勢力を築く。平家滅亡後奥州藤原氏を滅ぼし東日本を制圧し鎌倉幕府を開闢した。

*3:盛遠。父遠藤茂遠。北面の武士として鳥羽上皇に仕えるも出家。神護寺の再興を後白河法皇に強訴したことにより伊豆に流罪。そこで源頼朝の知遇を得て幕府内で累進するも、三左衛門事件に連座隠岐流罪

*4:前身:サラスヴァーティー。権現:市杵嶋姫命。財宝・技芸を司る水神として信仰を集め、七福神の一柱に数えられた。

*5:現在の奥津宮

*6:現在の中津宮

*7:現在の辺津宮

*8:島全域が神域なので高低差はかなりなものがあります。踊り場ごとに休憩所が律義に存在するので休み休みいきましょう。