脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『慟哭の海峡』

ヒロイモノ中毒 官憲(警察官や公務員)の対応が丁寧になったのっていつ頃だろう?
今のご時勢もう威張り倒して客の方がへこへこしてんのは病院くらいですかね。早くAIによる代替診療が実用化されて欲しいものです。


 自分で金策に走り回ったことのない輩は信用しないことに決めた。白々しい綺麗事が通用するのは学生のうちだけだよ。


DQⅪ進捗

  • 連武討魔行四の試練20手以内クリア達成。称号:「大魔法使い」

慟哭の海峡

慟哭の海峡

はるかな青い海の底真珠の泡に包まれて

 数多の前途ある若者を呑みこんでいった悲劇の海峡バシー。そこに眠るわだつみの一柱柳瀬千尋。国民的大絵本作家やなせたかしの弟である。


 祝やなせたかし逝去とばかりに出された便乗本の一冊。やなせたかしの弟千尋駆逐艦呉竹に乗艦中にバシー海峡で戦死したのをヒントに。バシー海峡での悲劇と「英雄」アンパンマンとを二重映しで描写しようという意欲作なんでしょうが、如何せん作者の力量が全く追い付いておらず・・・。前半の輸送船玉津丸の撃沈後の漂流譚はかなり読ませるものがありますが、後半本題の柳瀬兄弟のパートに入ると途端に出来の悪い伝記になってしまいます。大人しくバシー海峡の悲劇の軍記物にしとけば良かったんじゃないでしょうか。まあ、そんな退屈なテーマじゃあ天下の角川書店からは上梓できなかったんでしょうけど。やっぱり光人社は偉大です。

それはイルカのつぶやきかそれとも人魚がうたうのか

 少しでも保育園に関わったことのある人なら実感しているはずの、幼児に対するアンパンマンの圧倒的訴求力。彼の前ではピカチュウもマリオもドラえもんももののかわです。願わくは、来る東京五輪で日本の誇るヒーローの一人として晴れ舞台を踏んでもらいたいものです。

アンパンマンがえらんだこどものうた はじめてであううた

アンパンマンがえらんだこどものうた はじめてであううた

帰って来た今日の一行知識

大正生まれの男子の7人に1人は戦死している
平均寿命の男女格差の一因はこんなところにも隠れてるんでしょうね