脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

マリーダ=クルスと眉に唾をつけると応仁の乱について

痛いニュース(ノ∀`) : 中学生の間で「不良」がモテなくなる モテるのは「頭の良い子」 - ライブドアブログ
ヤクザも最近大人しいし、セーフティネットは無駄に充実してるしで、ハンディキャップ理論がまともに機能してないんだからしゃーない


 緊急搬送の付き添いで某病院へ。この商売やってると、頼むからあそこの病院にだけは搬送しないでくれリストが充実する一方なのが困りものです。


DQⅪ進捗

  • エスト「どっこい親切 漂流者!」クリア。称号:「6つの世界を救いし者」

震えた強がりでもプライドに見える逸れた子供のように

マリーダ+生存

ぎりぎりchop - 脱積読宣言

マリーダ=クルス
 本名:プルトゥエルブ、性別:女、年齢:18歳、所属:ネオ・ジオン残党「袖付き」→ビスト財団→ネェル・アーガマ、 階級:中尉、主な搭乗機:クシャトリヤバンシィ、量産型キュベレイクシャトリヤ・ベッセルング、クシャトリヤ・リペアード
 ネオ・ジオン残党『袖付き』所属の強化人間のパイロット。スベロア・ジンネマン*1率いる『ガランシェール隊』のエースであり、クシャトリヤに搭乗する。
 『インダストリアル7』での袖付きとカーディアス・ビスト*2の会談に同席し、ビスト財団の横槍が原因で戦闘状態に陥ったためにクシャトリヤで出撃。密かに脱走したミネバ・ラオ・ザビ*3を探していたところ、謎の純白のMSユニコーンガンダムと遭遇し、撃退される。フル・フロンタル*4によるミネバ奪還作戦にも参加し、シナンジュユニコーンの戦闘に介入。コクピットに衝撃を与えてパイロットであるバナージ・リンクス*5を気絶させるという方法で無力化に成功する。バナージとはコロニー『パラオ』での彼の保護を命じられたことで知り合い、当初はほとんど会話しなかったものの、彼のとある言葉に反応し、笑顔を見せた。しかし、ユニコーンガンダムとバナージの奪還を目論むネェル・アーガマ地球連邦軍パラオに襲撃を行い、バナージとはその際にはぐれてしまう。そして戦場でフル・フロンタルにより NT-Dを発動させる当て馬として再びユニコーンと交戦し、自身の正体を知らせないままに鹵獲しようとするも、バナージに自分がクシャトリヤパイロットであると気付かれてしまう。そして音声通信を用いて投降を呼びかけるが、互いの立場や視点の違いから話しは平行線を辿り、それが彼の心に障り、ユニコーンガンダムがそれに呼応。NT-Dが発動しデストロイモードとなったユニコーンにファンネルのコントロールを奪取され、嬲るように大破させられる。そのやり方に恐怖し、意識混濁状態に陥った瞬間、バナージが正気を取り戻して精神感応を起こし、自らがエルピー・プル*6のクローンの一人であること、戦争時にマスターとはぐれ、悪質な人身売買業者に保護されて娼館に売られ、強制的に売春をさせられて女性としての機能を破壊されるまでに衰弱したところをジンネマンに保護されたことをバナージに知られ、同時に彼の過去を知る。そして、自分の境遇を『哀しすぎる』と評したバナージと相互理解した。その後はネェル・アーガマの捕虜となっていたが、マーサ・ビスト・カーバイン*7の策略でアルベルト*8により地球に移送された。その後、オーガスタ研究所で再調整され、プルトゥエルブとしてユニコーンガンダム2号機『バンシィ』のパイロットとなり、またバナージの敵となる。だが、バナージの呼びかけとジンネマンの命懸けの説得に混乱し、さらに自分が『ガンダム』に乗っていることに気付いたことで、元々植えつけられていた『ガンダムは敵』という思想から自己否定を起こし、気絶。ジンネマンに保護された。保護されてからも昏睡状態が続いていたが、ミネバの呼びかけに応えて覚醒*9し、再びクシャトリヤパイロットとしてミネバやバナージ、ジンネマンのために戦うことになる。ラプラスの箱をめぐる最終決戦のさなか、バンシィユニコーンの戦いに割って入り、NT-Dに取り込まれたリディ*10にミネバとともに精神感応で説得するも直前で失敗。激高したリディのビームマグナムでコクピットを撃ち抜かれ、戦死。*11死の瞬間、自らを殺したリディへと「判りあうこと」を語りかけ、システムの呪縛から解き放つ。同時にサイコフレームの共振によって増幅された精神波で地球連邦上層部によるコロニーレーザー攻撃を知らせるとともに、親しい人々へ最後のメッセージを伝えて散った。バナージはその「死」を共感することで感応波を極大化し、NT-Dを封じられたユニコーンを頚木から解き放ち、危機を脱した。これ以降、ユニコーンサイコフレームは常にエメラルドグリーンの光を放つようになり、機体の遠隔操作やシールドの遠隔操作、果てはコロニーレーザーの無力化など予測不能の潜在能力を発揮するようになる。
 ガンダムシリーズ伝統の別離を象徴するヒロインであり、暗い過去を背負い、心に傷を負いながらも前を向いて生きようとする、強く、やさしいお姉さんポジションである。一方で好きな食べ物はアイスクリームというかわいらしいギャップに、高い人気を誇る。そのため、彼女の命を奪ったリディはファンから蛇蝎のごとく嫌われるという割を喰ってしまう。(ガンダムwikiより修整引用)
初登場:『機動戦士ガンダムUC』0096/Sect.1「ユニコーンの日」1(小説)。『機動戦士ガンダムUC』episode1「ユニコーンの日」(アニメ)
cv.甲斐田裕子*12

生存
 生命を存続すること。生きながらえること。せいそん。(『広辞林 第五版』より引用)


 本編では強化人間の伝に漏れず、錯乱したリディの凶弾からネェル・アーガマを庇って宇宙に散ったプルトゥエルヴことマリーダ=クルスも、各種ゲームでは生存フラグが用意されています。特に顕著なのはスパロボ。すっかり死ぬことの方が珍しくなった「姉」たちに倣ってか、登場作品全てで生存フラグが用意されて*13います。生き延びた彼女は大概本来の世界線では自分を殺めたリディとミネバのナイト役繋がりからかいい関係になっていることが多く、原作ファンとしてはなんだかなあな感じ。まあVで見せてくれたプル・プルツーとの念願の競演が実に微笑ましかったので良しとしましょう。

エクセレントモデル RAHDXG.A.NEO マリーダ・クルス

エクセレントモデル RAHDXG.A.NEO マリーダ・クルス

眉唾+つばをつける

夢を過ぎても - 脱積読宣言

眉唾
 「眉に唾を付ける」を省略した言葉。騙されないように用心する。相手の言葉に疑いを持った場合の言葉。眉に唾を付けると狐や狸に騙されないという俗信から。(『罵詈雑言辞典』より引用)

つばを付ける
 自分のものであることを、他人に先んじてはっきりさせる。(『日本国語大辞典 第2版』より引用)

 
 眉唾物とはよく言いますが、その語源は「眉に唾を付ける」から来ています。唾には破邪の力があると信じられて*14おり、眉毛に唾を付けると目に破幻の力が宿るという民間信仰がその由縁です。我々もしっかり眉に唾付けて狐狸まがいの詐欺師の妄言に載せられないようにしたいものです。特に経営コンサルタントってなのる妖怪が一番厄介ですよ。

超「雑学」本〈1〉眉つば話のウソ・ホント篇 (KAWADE夢文庫)

超「雑学」本〈1〉眉つば話のウソ・ホント篇 (KAWADE夢文庫)

東幕府+西幕府

CRAZY REVOLUTION - 脱積読宣言

応仁・文明の乱
 一五世紀後半の内乱。
 嘉吉の乱後、将軍の権威は失墜し、守護家におこった相続争いは家臣団の分裂・抗争を軸に激化、守護勢力相互の均衡関係も崩れ、室町幕府体制は動揺した。三管領のうち畠山・斯波両氏も家督をめぐる内紛でそれぞれ二派に割れ、ひとり勢力を維持した細川勝元*15嘉吉の乱の功で強大化した山名持豊(宗全)*16が幕府の覇権を争う情勢となり、対立する諸勢力は両者のもとに結集し二大勢力が形成された。さらに将軍足利義政*17の後継をめぐる弟義視*18と実子義尚*19の相続問題が両派の争いに結びついた。両派の武力衝突は1467.1畠山義就*20と同政長*21の間に始まり、それぞれ自派の守護の軍勢を京都に結集、'67.5全面戦争に突入した。戦局は一進一退をくり返したのち膠着状態となり、戦火はむしろ地方へ拡大。乱にあたって東軍(細川方)は幕府を押さえ、西軍(山名方)も義視を擁し、幕府に似た政治機構を備えて対抗、東西二つの幕府の抗争として展開した。この間、在京守護大名の領国では守護代・国人の反乱や土一揆がおこり、守護の帰国をうながした。'73持豊と勝元が病没すると覇権争いの色彩は薄れ、'74.4両軍は講和。'77西軍の大内政弘*22が幕府に帰降するに及んで西幕府は崩壊、諸大名は領国に下り、京都の戦乱はいちおう終息した。
 乱の直接原因は家督争いや幕府での覇権争いだが、根本的には社会体制の変動にともなう諸矛盾に基因し、乱をきっかけとして諸国では守護代・国人あるいは守護による政治体制の再編成が進められた。乱ののち幕府・守護体制と荘園制は崩壊へむかい、幕府は山城を中心とする政権に転落、守護も多くは下剋上で没落し、時代は戦国大名の形成へむかった。(『日本史広辞典』より引用)


 南朝北朝ほど有名ではありませんが、応仁の乱においても東西両軍がそれぞれ室町殿を擁立し東西幕府が一時並立していました。並立が起きたのは応仁の乱真っ盛りの文明元(1468)年。東軍に擁立されていたはずの義視が御台所日野富子の圧迫と言うか嫌がらせに耐えかねて出奔したところを、将軍義政を東軍に抑えられて賊軍まっちぐらだった西軍に擁立されて西幕府を名乗ったことに始まります。ここら辺が応仁の乱が糞ややこしいところで、当初は東軍=勝元=義視VS西軍=宗全=義尚だったのがわずか数年で、東幕府=勝元=義政(・義尚)VS西幕府=宗全=義視の真反対にひっくり返る訳です。つーか改めて振り返ると義政の無責任さと義視の不憫さが際立つなあ。
 そんな東西幕府というか西幕府ですが、一時は後南朝の末裔を新帝に擁立するなど完全自立の様相を呈しますが、文明五(1473)年細川勝元山名宗全両名が病死し、東幕府で義政から義尚への禅譲がなると、一気にトーンダウンします。まずは文明六(1474)年に両大将それぞれの息子細川政元山名政豊が和睦し、文明八(1476)年ついに義視が義政に恭順します。その背景には反抗期を迎え将軍親政を志向し始めた義尚が自身のコントロール下を離れ始めた為、保険としてはしごを外された義視と連携して幕府の実権を握り続けようとした日野富子の策謀があったものと推測されます。その後も、引っ込みの付かない大内政弘が抵抗を続け、応仁の乱の終息は翌文明九(1477)年まで長引きます。

 結論:応仁の乱を複雑怪奇にしている元凶は大体日野富子

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)

救い求め歌うようなお遊戯に見える物語る大人のように

RE:I AM EP

RE:I AM EP

帰って来た今日の一行知識

エルピー=プルの語源は伝説のロリコン雑誌レモンピープル
Lemon People、結構まんまですね。相変わらず富野御大のネーミングセンスは凄まじいものがあります。

*1:Suberoa Zinnerman。ガランシェール船長。大尉。ジオン軍人として一年戦争に従軍するも、地球連邦軍により家族を虐殺され、残党軍として活動。その後、シャアよりミネバを託されパラオにて潜伏。出奔したミネバ保護の為、袖付きに参加するも、紆余曲折の果てネェル・アーガマ隊に合流し、ラプラス紛争の解決に尽力した。

*2:ビスト財団二代目当主。異色の経歴と鋭敏な頭脳を祖父サイアムに見込まれ、ピスト財団を継承。ラプラスの箱を公開せんとしたことがラプラス紛争の発端となり、公開に反対する息子のアルベルトにより暗殺。バナージに鍵たるユニコーンガンダムを託し絶命。

*3:Mineva Lao Zabi。アクシズ総帥。父ドズル、母ゼナ。変名:オードリー=バーン。ザビ家唯一の生き残りとしてハマーンに擁立されアクシズの総帥となる。グリプス戦役のドサクサでクワトロに保護されパラオにて隠遁生活を送る。ラプラスの箱が袖付きの手に渡るとの情報を得て、それを阻止せんと出奔し、バナージと出会い心を通わせる。紆余曲折の果てにラプラスの箱を入手し全世界に公開した。

*4:ネオ・ジオン軍総帥。「赤い彗星の再来」を自称し、ネオジオン軍残党「袖付き」を組織。のち、ジオン軍残党・アクシズ残党も糾合しネオジオン軍を再興し、ラプラス紛争を引き起こす。ラプラスの箱を入手し、それを交渉材料に「サイド共栄圏」を実現せんとするも、ミネバによるラプラスの箱公開により頓挫。真の力に覚醒した「ユニコーンガンダム」の前に戦死。主な乗機:シナンジュ・ネオ=ジオング他。

*5:アナハイム工業専門学校1年生。父カーディアス=ビスト、母アンナ=リンクス。オードリー=バーンを名乗る少女を保護し、父カーディアスよりユニコーンガンダムを託された事によりラプラス紛争に巻き込まれる。数々の出会いと別れを繰り返しながらも、「可能性」を信じつづけたことによりそのニュータイプの素質が開花。最終的にはユニコーンガンダムのコアユニットとして「ユニコーンガンダム」へと進化しかけるも、オードリーらの祈りにより「虹の彼方」より帰還。

*6:プルシリーズの素体として、「妹」たちを率いての活躍を期待されていたが、ジュドーに魅せられ出奔。ガンダムチームに合流し各地を転戦するも、ダブリンでの戦闘でプルツーの駆るサイコガンダムMk-Ⅱの攻撃からジュドーをかばって戦死。主な乗機:キュベレイMk-Ⅱ

*7:アナハイム・エレクトロニクス社長夫人。実家のビスト財団と嫁ぎ先のアナハイム双方で隠然たる影響力を行使し、「月の女帝」と二つ名されるフィクサーとして君臨。ラプラスの箱の公開阻止に暗躍し、兄カーディアス暗殺やグリプス2発射などの暴挙に出るも失敗し、逮捕失脚。

*8:アナハイム・エレクトロニクス社重役。父カーディアス=ビスト、母エレン。叔母マーサの走狗として父カーディアスの暗殺の実行犯となる。その後、マリーダのマスターとなったことが契機となり叔母の影響下から離脱し、独自行動をとった

*9:OVA版では自然に目覚めている

*10:ゼネラル・レビル所属モビルスーツパイロット。父リカルド=マーセナス。有力議員である父の七光りを嫌い軍に入隊し、MSパイロットとして非凡な才能を見せロンド=ベル隊に配属。インダストリアル7の戦いに巻き込まれネェル・アーガマ隊に出向後、オードリーに懐柔され脱走。主義を枉げて父を頼るも本性を現したミネバに見捨てられ精神の平衡を崩す。連邦軍復帰後は「マーセナス家の使命」としてラプラスの箱抹殺に妄執するも、マリーダの死を契機に復活。ニュータイプの才能を開花させ、ユニコーンガンダムとともに奇跡を起こした。主な乗機:リゼルデルタプラスバンシィ=ノルン。

*11:小説版ではリディの憎悪の先はミネバであり、ネェル・アーガマを狙ったバンシィからこれをかばい、自らを盾とした

*12:賢プロダクション所属。代表作:呂蒙子明(『一騎当千』)・月詠(『銀魂』)(声優)、ダイアナ=プリンス(『ワンダー・ウーマン』)(吹替)他。

*13:ZⅢ時獄篇は原作再現途中まで。Vは無条件

*14:傷に塗ると直りが早くなることからの連想でしょうか

*15:室町幕府第16・18・21代管領。武蔵守。父持之、母京極高光女。岳父山名持豊との提携により畠山持国を逐い管領就任。赤松氏の再興問題で宗全と袂を分かってからは、畠山・斯波両氏の家督争いで代理戦争状態となる。次いで起こった足利義政の後継者問題でその対立は頂点に達し、応仁の乱を引き起こすに至った。

*16:室町幕府侍所頭人。右衛門督。父時煕、母山名氏清女。兄持煕との家督争いに勝利し家督相続。幕府内でも宿老として重きをなし、嘉吉の乱での軍功によりその勢威は頂点に達した。隠居後、娘婿の細川勝元との提携により幕府を牛耳るも、赤松氏再興問題を契機に関係は破綻。以降は畠山・斯波両氏の家督争いなどで角逐し、最終的には足利将軍家の継承問題で応仁の乱に発展した。

*17:室町第8代将軍。左大臣。父義教、母日野重子。旧名:義成。細川勝元畠山持国らに擁立され将軍就任するも、「三魔」と仇名される佞臣を重用する側近政治を行うなどした為人心は離反。更に養嗣子の義視と実子義尚の後継争いが応仁の乱に発展して以降は完全に当事者能力を喪失し、隠遁先の銀閣寺で東山文化を花開かせた。

*18:大御所。父義教、母小宰相局、養父義政。旧名:義躬。法名:義尋。浄土寺門跡だった所を兄義政の求めにより還俗し、将軍後継となるも、甥義尚の誕生により、継嗣問題は応仁の乱に発展。一時は美濃に亡命するまでに零落するも、義尚の死により復権。義姉日野富子と共に息子の義材を擁立し、幕権を牛耳った。

*19:義煕。室町第9代将軍。内大臣。父義政、母日野富子山名宗全に擁立され、叔父義視との将軍後継争いが応仁の乱に発展。乱後将軍に就任してからは、動揺する将軍権力の復活に尽力するも六角征伐にて陣没。

*20:山城守護。右衛門佐。父持国。旧名:義夏。父持国の庶子として、養嗣子であった従弟の政長と熾烈な家督争いを展開。将軍義政の支持により家督を継承するも家臣団の支持を得れないまま、細川勝元の後援を受けた政長に家督を奪い返される。その後、勝元の対抗勢力である山名宗全と提携し御霊合戦で応仁の乱の火蓋を切った。乱後は家督こそ奪還できなかったものの河内大和を実効支配した。

*21:室町幕府第19・22・23・25代管領。左衛門督。父持富。持国の養嗣子であった父持富、兄弥三郎の後を襲い、従兄の義就と激しい家督争いを展開。一時は将軍義政の介入により家督を失うも、細川勝元の後援により奪還、管領職も継承した。応仁の乱後は幕府の長老格として専横を極めるも、明応の政変により失脚。義就の子義豊に正覚寺城を攻められ敗死。

*22:周防守護。左京大夫。父教弘、母山名煕貴女。日明貿易を牛耳り中国地方に覇を唱える。応仁の乱では西軍として参加し、山名宗全死後は中核として徹底抗戦を続けた。乱後は本領安堵され内政を充実し、山口を西の京と呼ばれるまでに繁栄させた。