『集英社版日本の歴史③〜古代王権の展開』

鯉速＠広島東洋カープまとめブログ : 広島東洋カープ優勝パレード2017（実況まとめ）
ああ、見たかったなあ。

　思った以上に酒に弱くなっていることが判明。今から忘年会シーズンが思いやられます。

競馬進捗・・・H29収支-57980

• 京都2歳S・・・本命タイムフライヤー+10
• キャピタルS・・・本命ダイワキャグニー-100

DQⅪ進捗

• クエスト「キーファよ ライラを救え」クリア。称号：「世界的な大富豪」

古代王権の展開 (日本の歴史)

我が元に集う同胞達よ我が理想託す刮目せよ

　そして、日本史は始まった…。継体王朝・磐井の叛乱・仏教伝来・聖徳太子・大化の改新・壬申の乱・飛鳥浄御原令etc。倭から日本へ、考古学から歴史学への過渡期の時代の物語たちがここに。

　シリーズ第三巻は継体天皇即位から草壁親王立太子まで、所謂古墳時代の後半から飛鳥時代にかけてを取り扱っています。上述の通り、考古学的資料と外国の史料頼みだった以前と比べて、自前の文字史料も出現し始めて漸く日本史らしさが出てきます。とは言え、未だ一次史料はほぼ皆無の状態で日本書紀などの後世の文献史料におんぶに抱っこなので、一次資料命を叩きこまれた元中世史学徒としてはコレジャナイ感満載。まあ、そんな違和感抜きにすれば飛鳥のロマンを堪能できる名著だと思います。

共に捧げたる賛歌寄せ不屈の闘争

　古代史は松本清張とか梅原猛とか井沢元彦とかの空想の翼をはばたかせる作家さんには自由度の高い素晴らしい時代なんでしょうが、歴史家の端くれだった身としてはどうももにょります。日本史の華はやっぱり日記だよ、ママン。という訳でこのブログもまかり間違って数百年後の日本史家にとっての一次史料になったらいいなあと妄想するのでありました。

TVアニメ「イノセント・ヴィーナス」OP主題歌 Noble Roar

帰って来た今日の一行知識

古代日本ではアゲハチョウが死と再生の象徴として崇められていた
芋虫から蝶への変態が古代人の琴線に触れた模様。蛇の脱皮のような不変性より流転にこそ永遠を見るって実に日本人らしい感性ですね。