脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

横浜市大震火災横死者合葬之墓

まとめたニュース : 第93回箱根駅伝予選会 中央大学11位、44秒差で本戦出場ならず…連続出場87回で途切れる
小さい頃実家で正月に観た箱根駅伝は間違いなく中央大学が主役でした。時代の流れを感じます。


 iPhoneが経年劣化か時々急にSIMカードを読み込まなくなる不具合が頻発。こらアカンとSoftbankショップに持ち込んだら、埃が溜まってショートしかけてただけと判明。どおりで物理的にぶっ叩くと直ってた訳だ。


競馬進捗・・・H28収支-30600


SRWOGMD進捗

  • 2周目第37話「静死からの帰還」ゴモウドッカと交戦中。トップエース:カルヴィナ=クーランジュ@ベルゼルート・ブリガンディ

ツンとすまして居た事も夢と消えたる奥様が

横浜市大震火災横死者合葬之墓
所在地:横浜市西区元久保町。建立年月日:大正13年9月1日*1
合祀霊場は久保山墓地の一角の管理事務所の傍にあります。関東大震災での全体の犠牲者のうち、東京都が約3/4を占め、神奈川県が残りの約1/4を占めます。*2
都市では大都市である東京市横浜市がともに大被害をこうむりました。東京市横浜市を比べると、犠牲者*3の絶対数は東京市が遥かに多いものの、その率でいうと横浜のほうが大きくなります。東京市では100人に2.7人が犠牲になったのに対し、横浜市では100人に6人が犠牲になりました。そして、横濱市大震火災横死者合葬之墓と刻まれた石碑の裏には、犠牲者のうち三千三百余人の氏名が分からないままに仮葬にしたと刻まれています。(地震・防災 あなたとあなたの家族を守るためにより修整引用)


 施設で防災研修をやったので関東大震災の記念碑を巡ってみようと小旅行のテーマ設定。第1段は横浜は久保山墓地にある横浜市大震火災横死者合葬之墓。JR保土ヶ谷駅から急な坂道の狭い路地道を抜けること約20分。学生時代の日課だった散歩コースを思わせる風情を堪能致しました。
辿りついた久保山墓地は広大かつバリアフリー糞くらえの足場の悪い迷路のような細道で構成された昔ながらの墓地。30分位迷って諦めて事務所で場所を聞こうと表口に回ったら、*4訊くまでもなく5秒で見つかったときには足もとから崩れそうになりましたが。
 墓自体は余計の上部構造物のない簡素な土饅頭。土着の仏教神道と舶来のキリスト教どちらにも配慮された実に横浜らしい佇まいでした。

すっかり焼けたと聞いて来たが焼けたやら焼けねえやら

 横浜の町をじっくり散策するのはこれが初めて、ハイソさと泥臭さ、猥雑さが矛盾なく同居する何とも不思議でステキな街でした。いつかは横浜に住んでみるのもいいのかもしれない。

帰って来た今日の一行知識

東京大空襲関東大震災の被災区域を参考に立案された
下町が2度とも焦土と化したのは偶然じゃなかったんですね。相変わらずアメ公のやることは鬼畜の所業だ。

*1:合葬・墓碑建立 石碑背面より

*2:横浜市の死者:23,440人、不明者:3,183人(宇佐美龍夫『新編 日本被害地震総覧』による)

*3:死者・行方不明者

*4:NAVITIMEが案内してくれる上述のルートだと思いっきり裏手というか墓所の只中に出ます