脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

赤坂迎賓館

【台風10号】岩手県岩泉町の被害がヤバイことになってる…(画像あり) : NEWSまとめもりー|2chまとめブログ
こういうと不謹慎でしょうが、介護施設は風俗ビルと一緒で「万一ここで火事や災害に遭ったら全滅必死」と覚悟する場所だと思います。


 台風一過で久しぶりの晴天の夕暮れ時、いつの間にか秋に季節が移ってました。


SRWOGMD進捗

でも僕は何にも疑うことなくもなくキレイな未来を信じてた

迎賓館赤坂離宮
 かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に、1909東宮御所*1として建設されたもので、当時日本の一流建築家や美術工芸家が総力を挙げて建設した日本における唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築です。戦後、わが国が国際社会へ復帰し、国際関係が緊密化してゆくなかで外国の賓客を迎えることが多くなったため、「旧赤坂離宮」を改修して迎賓館とすることになりました。'74開館以来、世界各国の国王、大統領、首相などの国賓、公賓がこの迎賓館に宿泊し、政財学界要人との会談やレセプション、天皇皇后両陛下によるご訪問など華々しい外交活動の舞台となっております。また、過去3回の先進国首脳会議や日本・東南アジア諸国連合特別首脳会議(2003)などの重要な国際会議の会場としても使用されています。国民の高い関心に応え、1975〜毎年接遇に支障のない時期に、館内を一般に公開しています。(内閣府ホームページより修整引用)

 
 赤坂迎賓館一般公開最終日に駆け込みで見学に行ってまいりました。最終日だけあってまあ人の多いこと多いこと。で主たる客層が年配のご令嬢なので、通路の真ん中で立ち止まるわ、一か所一か所律義に音声ガイダンス終わるまで動かないわと、なかなかストレスが溜まりました。
 そんなイラチの感想はさておけば、白亜の大豪邸な外観に、生活感と非現実感との奇跡のコラボを見せる内装にとかなり堪能させてもらいました。普通だったら騎士甲冑の意匠があるべきところに鎮座まします鎧兜とかの、無理くりねじ込んだ和風モチーフがなんとも背伸び感を感じさせて微笑ましい限り。
 とは言え、観光地としての価値はこのご時世に外国人を一人も見かけなかったという一点に尽きるでしょう。

きらめく明日を信じてたことさえ忘れて

 やっぱり京都迎賓館の方が出来もセンスもコンセプトも数段上だと感じるのは、似非京都人の僻目でしょうか。なんにせよ、このグローバル社会で日本文化が生き残るには、古き良き和風を押し出すか、さもなくば魔改造を極めるかしかないと思います。

秘密基地

秘密基地

帰って来た今日の一行知識

鹿鳴館の舞踏会の日本人参加者の多くが芸妓だった
「ダンスが踊れる日本人女性」なんてものを容易に調達できるわけもなく、洋の東西の差こそあれ踊りのプロにお出まし願った模様です。冷静に考えれば、当時の首脳陣の嫁はんの殆どが芸妓なんだから伝手には困りませんわな。

*1:後に赤坂離宮となる