脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

国立西洋美術館

【安倍マリオ】リオ五輪閉会式での日本の演出が海外で絶賛される「総理大臣を土管から出してくるとか日本ヤバすぎる」「俺なんて日本のシーンを見返すためだけに巻き戻ししてるよ」:ハムスター速報
悪評と醜聞ばかりが目立った2020東京五輪ですが、ここに来てようやく希望が。見たかこれが日本の底力。


 職場の町会の祭りに参加。そうそうに団扇役という楽な割に参加してる気分になれるポジションをゲットしてサボり倒してましたが、町会の祭りもいいもんですね。私は祭りが嫌いなんではなく祭りの参加者の持つ濃密すぎる関係性が苦手なだけなんだと改めて気づきました。


競馬進捗・・・H28収支-22840

  • 札幌記念・・・軸モーリス-1270
  • 北九州記念・・・軸オウノミチ-320
  • TVQ杯・・・軸タガノヴェリテ+70
  • 日本海S・・・軸ヴォルシェーブ-120
  • 札幌日刊スポーツ杯・・・軸メゾンリー-400
  • NST賞・・・軸セトアロー-400

SRWOGMD進捗

  • 2周目第20話「セレンディピティ」イラドーヤと交戦中。トップエース:カルヴィナ=クーランジュ@ベルゼルート

夢見ることこそ現

国立西洋美術館
 東京都台東区の上野公園内にある、西洋の美術作品を専門とする美術館である。独立行政法人国立美術館が運営している。
 国立西洋美術館印象派など19世紀から20世紀前半の絵画・彫刻を中心とする松方コレクションを基として、1959設立された。実業家松方幸次郎*1は20世紀初めにフランスで多くの美術品を収集したが、コレクションは第二次世界大戦後、フランス政府により敵国資産として差し押さえられていた。松方コレクションが日本に返還*2される際の条件として、国立西洋美術館が建設されることになった。本館の設計はル=コルビュジエ*3によるが、彼の弟子である前川國男*4・坂倉準三*5・吉阪隆正*6が実施設計・監理に協力し完成した。なお新館は前川國男前川國男建築設計事務所)が設計した。本館は、'98旧建設省による公共建築百選に選定。2003年DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選定され、'07「国立西洋美術館本館」として国の重要文化財に指定された。また、前庭・園地は、'09「国立西洋美術館園地」として国の登録記念物*7に登録されている。現在は松方コレクションに加えてルネサンス期より20世紀初頭までの西洋絵画・彫刻作品の購入を進め、常設展示している。なかでも西洋のオールド・マスター*8たちの作品を見ることができる美術館として、日本有数の存在である。「西美」の略称で呼ばれることもある。(wikipediaより修整引用)


 最近美術館めぐりにプチはまり中。前回の大撃沈の反省を活かして、今回は無難に西洋美術を。特別展の「聖なるもの、俗なるもの メッケネムとドイツ初期銅版画」はかなりの肩すかしでしたが常設展は貫禄の充実ぶり。流石に初期の宗教画や末期の抽象画は相変わらず何がいいのかさっぱりでしたが、ルネサンスから印象派あたりまではかなり堪能しました。この自分が、帰りに画集買って帰ろうって気になるんだから相当なもんです。という訳で、以下印象に残った作品を箇条書きで。

  • ルーベンス「眠る二人の子ども」
  • コリール「ヴァニタス―書物と髑髏のある静物
  • マリー=ガブリエル・カペ「自画像」
  • ヨハン・ハインリヒ・フュースリ「グイド・カヴァルカンティの亡霊に出会うテオドーレ」
  • クールベ「波」
  • ギュスターヴ・ドレ「ラ・シエスタ、スペインの思い出」
  • ルノワールアルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」
  • セガンティーニ「羊の剪毛」

誰か分析と、お勧め作品の紹介宜しく。

色を一つ差して引いてもう違いがわからない

 祝世界遺産登録!なはずなんですが、全く盛り上がってた記憶がないのは、私がテレビを見ないから?それとも外国主導で日本の中抜き広告屋に全くうま味がなかったから?なんて邪推するのは野暮テンの証拠なのでしょう。いつかそんな背景事情に囚われず、純粋にゲージツを楽しめる心を持てたらいいな。

贋作師

贋作師

帰って来た今日の一行知識

総工費1億5000万予定の国立西洋美術館の建設に当たって当初国が組んだ予算は僅か500万円
松方コレクションの現所有者(当時)のフランスからの突き上げで、在野の芸術家たちで1億の寄附を集めて、残りの5000万をしぶしぶ承認とのこと。相変わらず、日本は芸術に理解が乏しいですね。

*1:川崎造船所初代社長。父正義、母(川上)満佐子。川崎造船所や九州電気軌道の初代社長として神戸の政財界の巨頭として名を馳せるも、冒険的な経営が祟って金融恐慌で破綻。川崎財閥を崩壊に導いた。

*2:一部名画は未返還

*3:Le Corbusier。「近代建築の三大巨匠」の一。代表作:ソヴィエトパレス、ロンシャンの礼拝堂、マルセイユのユニテ・ダビタシオン(建築)他。

*4:前川國男建築設計事務所代表。父貫一。代表作:東京文化会館東京海上火災ビル、埼玉県立博物館(建築)他。

*5:坂倉建築研究所初代代表。正五位勲三等瑞宝章。父又吉。代表作:パリ万博日本館、神奈川県立近代美術館羽島市庁舎(建築)他。

*6:U研究室主宰。代表作:浦邸、大学セミナー・ハウス、アテネフランセ(建築)他。

*7:名勝地関係

*8:18世紀以前の画家