脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『幽霊なんて怖くない〜BISビブリオバトル部』

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新宿ばかりネタにされますが、十分梅田も酷いと思う。


 性懲りもなくお見合い第2弾。今度こそは上手くいくといーなー。

幽霊なんて怖くない BISビブリオバトル部

幽霊なんて怖くない BISビブリオバトル部

  • 作者:山本 弘
  • 発売日: 2015/06/21
  • メディア: 単行本

ほこりの渦もダンスしてるひかりにきらきらと

 『時間の種』・『魔性の子』・『死ぬほど怖い噂100の真相』・『生活保護』・『びっくりモンスター大図鑑』・『七時間目の怪談授業』、『ぼくらの太平洋戦争』・『戦場における「人殺し」の心理学』・『特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ』・『馬の首風雲録』・『戦争を取材する 子どもたちは何を体験したのか』・『軍靴のバルツァー』。世はなべてこともなし。紙は我らとともにあり。


 山本弘の新シリーズ、ビブリオバトル部。今回のテーマは「恐怖」と「戦争」。テーマが真面目な分だけ埋火武人のうざさが120%増し。伏木空の紹介するSF作品もちょっと空回り気味で、ビブリオバトル自体は低調な印象。「艦これ」を認めるか認めないかの愚にもつかない議論や、自作『神は沈黙せず』の自画自賛気味の書評とか、山本節が苦手な人はかなりきついんじゃないでしょうか。ただ、その欠点を埋め合わせて十二分な魅力的な「書評」の数々は山本文学の新たな境地を垣間見せたと言えるのでは。とりあえず今回は『軍靴のバルツァー』は読んでみようと思います。

終点まであと一駅どこへ繰り出そうかな

 山本氏は大好きな作家さんなんですが、今回のように生真面目さというか、青臭い正義感が前に出てくるとどうも読んでて気恥ずかしさを感じるというか、斜に構えてしまいます。「心はいつも15才」と全うに向き合うには読者もも15歳の柔軟で純粋な感性を持たないといけないんでしょうね。そう考えると、自分もおっさんになったなあ。

Enfleurage~アンフルラージュ

Enfleurage~アンフルラージュ

帰って来た今日の一行知識

日本の総力戦研究所が開戦前に行った太平洋戦争の勝敗シミュレーションは日本の必敗

まああんだけ国力に差があれば総力戦に持ち込まれた時点でそうなりますよね。返す返すもミッドウェーの魔の5分が悔やまれます。