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順不同ラノベ込み著者被りなしで
- 浅田次郎『プリズンホテル』*1
- 山本弘『神は沈黙せず』*2
- 上田早夕里『華竜の宮』*3
- 岳宏一郎『群雲、関ヶ原へ』*4
- ジャレド＝ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』*5
- 笹本祐一『ARIEL』*6
- 神坂一『スレイヤーズ』*7
- 和田竜『村上海賊の娘』*8
- 堺屋太一『秀吉』*9
- 篠田節子『女たちのジハード』*10
ハッピーバレンタイン！そろそろリア充爆発しろ以外の感想をここに書きたいよう。
競馬進捗・・・H28累計-8640
眠れやしない夜はぜんぶ放ってしまおう
SFに傾倒する内気な少女伏木空。彼女の翼はビブリオバトルでこそ広げられる。
みんな大好き山本弘の新境地。元々書評家としては超一流の氏が、その天禀を活かして最近密かなブームとなりつつあるビブリオバトルを描くんだから面白くならない訳がありません。中高生の部活という設定もあって、氏の厨二チックな青臭い主張も全く違和感なく微笑ましく感じられます。例によって、論破されるためだけに出てきた果てしなく頭の悪い全く魅力的でない敵役とかいつもの通りの欠点は満載ですが、PTA受けのしやすい健全小説として山本文学の代表作となっていける可能性を秘めた一冊だと思います。個人的には「『仮面ライダー響鬼』は全何話だ？」「全二九話です！」のヲタク心をくすぐるやり取りに心射抜かれました。問題は私響鬼の前半全然好きじゃないというかむしろ嫌いなことくらいなんですが。
街へ出よう3日ぶりに雨の止んだ日曜
運動部だけが青春だと誰が決めた！文化系クラブだって熱いんだぞと化学班*11→書道部*12上がりの私は声を大にして言いたい。あのまったりとしつつもやっぱりどこか熱血してた青春のほとばしりの日々を誰にも否定はさせません。体育会系偏重の現代日本社会に一石を投じるためにも文化系クラブの活性化が待たれます。まあ自分はどっちもかなりサボり気味だったんですけどね。
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帰って来た今日の一行知識
『仮面ライダークウガ』の高寺Pは年間予算を2話で使い切った
その所為で次作『仮面ライダーアギト』は白倉Pに交代。『仮面ライダー剣』の大爆死*13に伴って満を持して『仮面ライダー響鬼』のプロデューサーに再登板も、メインターゲットの子供たちを置き去りにした作風で年度途中で更迭。優秀な創作家かもしれませんが、絶対にプロジェクトなんか任したらアカン人や、これ。
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*7: 【合本版】スレイヤーズ 全15巻 (富士見ファンタジア文庫)
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*11:中高生
*12:大学サークル
*13:最近再評価の機運著しいですが
