『マッチメイカー』

カオスちゃんねる : 『戦争の悲惨さ』学習っていい加減廃れるべきだよな
羹に懲りて膾を吹く。といいつつも、戦前は神風、戦後は憲法九条に頼りっぱなしで現実は直視してないところは全く変わってないんですよね。

　帰省日記第2弾。約10年ぶりの初日の出鑑賞。自分にとってはやはり黄金山からの景色こそがどんな景勝地にも勝る絶景です。

SRWBX進捗

• 2周目第40話「それぞれにとって大事なモノ」木連ヴェイガン連合軍来襲。トップエース：ミスマル＝ユリカ@ナデシコYユニット。

マッチメイカー―プロレスはエンターティメントだから面白い

驚いたあなたの顔遠くから愛しくて

　禁書三度。「プロレスは八百長だからこそ面白い」禁断の事実をミスター高橋が三度世に問う。

　プロレスファンの幻想を木端微塵に打ち砕いたミスター高橋の超問題作も早第三段。二匹目のドジョウを狙った『第二幕』がよっぽど売れなかったか、それとも余裕を失くしたプロレス界からの圧力でもあったか、講談社から追い出されゼニスプランニングなんて弱小出版社からの上梓です。
　内容は3冊目ともなると正直出がらし。同工異曲な繰り返しか、懐古厨の老害の繰り言かの二択。ただ冒頭の小説「世紀のビッグマッチを仕掛ける」は、素人激白調のなんともたどたどしい味のある文章で謎の中毒性があります。正直この60数ページだけでも買う価値はあるんではないでしょうか。

あなた好みじゃない仕方なくなのね

　台本のないセメントマッチなんてしょっぱいだけ。ってのが、作者の主張。その気持ちはよく分かるのですが、運命の神様はちょくちょく人知の及ばぬハプニングをもたらしてくれるのだからたまりません。ファンが退屈で結果も分かり切ったガチ試合を我慢して見るのはその奇跡を目撃したいからなのでしょう。そう考えると、安定した面白さを保証する台本ありのショーと、奇跡の爆発力頼みのガチ試合。面白いのはどっちなんでしょうね。今のご時勢となっては、YouTubeやニコニコで懇切丁寧な解説付きで、奇跡の一瞬だけを堪能するってのが一番贅沢で賢明な楽しみ方なのかもしれませんけどね。

帰って来た今日の一行知識

ユニバーサルプロレスには当初猪木も移籍予定だった
直前になってヘタレて密約ガン無視で黙殺。そりゃあ怖くて前田日明と試合なんて組めないはずだわ。やっぱり猪木は正真正銘の人間のクズです。