脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『西洋近現代史研究入門 増補改訂版』

痛いニュース(ノ∀`) : 古本屋の求人貼り紙、実はイスラム過激派組織の勧誘…北大生、貼り紙見て渡航決める - ライブドアブログ
「うらさびれた古書店にひっそりと貼られた怪しげな求人広告」ってシチュエーションだけでわくわくするのは立派な書痴の証ですかね。


 先の週末は珍しく二連休で土曜はゆっくり静養して日曜どっか外出しようと企んでいたら、見事に台風接近の暴風雨。仕方なく家でだらだら過ごしましたが、二日も万年床から碌に起き上がりもしないダメ人間生活を満喫したせいで、社会人としての最低限のやる気が開店休業状態。どうやってこの六連勤を乗り切ってくれようか。

艦これ進捗

  • 南西諸島海域沖ノ島沖攻略中。第一艦隊旗艦:大井改二。

西洋近現代史研究入門

西洋近現代史研究入門

With so many light years to go and things to be found

 イギリス・フランス・アメリカ・ロシア・東欧・イタリア・スペインetc数多ある西洋史の扉の数々をご覧あれ。


 実家に帰ってる時に読んでて親父に「なんでこんなの読んでるの?」と訊かれて「別に・・・」としか返せなかった一冊。ごめんよ父さん、俺も読み始めたはいいけど門外漢で全く意味不明でそれでも意地で自棄になって根性で読了しただけなんだ。
 という訳で、専門書の入門書を読んでも全く訳の分かる訳もなく、感想は省略。ただ非専門分野を覗くのは面白いもんで、こんな分野や分類があるんだと興味深く眺めれました。飽くまで眺めるだけで全く以て理解はできませんでしたが。
 以上西洋史専攻志望の大学一回生には必読の一冊でした。それ以外の属性の人には全く以て無用の書だと思います。

Will things ever be the same again ?

 歴史学とひとくくりにされがちな国史西洋史ですが、個人的にはかなり深い断絶を感じます。根底に流れる思想、用いられている言語が違うとここまで違ったジャンルになるんだと再確認できてちょっと新鮮でした。来世は西洋史に浮気してもいいかもね。尤も言語学民俗学比較文化学・法学・天文学・化学etcとやりたいことは他にも山のようにありはするんですが。

Final Countdown

Final Countdown

帰って来た今日の一行知識

西洋史における近世の概念は日本史から逆輸入したもの
西洋史の古代中世近代の三分法では江戸時代をどうしても定義できなかった為むりくり考え出した概念「近世」が西洋史学の発展に伴って古典的時代区分では間に合わなくなってきたために援用されたとのこと。今後も時代を経るにつけ歴史区分も益々増えてくるんでしょうかね。