霧島 - 脱積読宣言

痛いニュース(ﾉ∀`) : 中学生(14)「アメリカ政府は文書のフォント変えろ。インク代数百万ドル節約できる」 - ライブドアブログ
小さいことからこつこつと。

　1週間弱ほど実家に帰省。諸事情によりネットが途絶していて、禁断症状を覚悟してたんですが以外となんとか耐えれました。まだなんとかネット依存症には罹患していないようです。

艦これ進捗

北方海域キス島沖攻略中。第一艦隊旗艦：時雨改。

おまえの愛した場所が今…海の向こうに見える

艦娘

霧島
　霧島です。姉妹艦の榛名*1には、頭脳は負けないわよ？純国産高速戦艦として、奮戦するんだからっ！現代の海自イージス艦にもその名は受け継がれたの。（『艦隊これくしょん〜艦これ』「図鑑」より引用）
cv.東山奈央 *2
イラストレーター：コニシ

　祝改二実装。理知的な雰囲気をまとった眼鏡っ子で委員長キャラのテンプレートのようなキャラクターの筈が、艦船時代のソロモン海峡での後述の奮戦のせいで、二次創作ではすっかりインテリヤクザが板についちゃった可哀想なお方。そんなキャラの悪ノリは置いとけば、日常でも戦闘でも暴走気味のお姉さまの尻拭いがよく似合うしっかりものの末妹です。当鎮守府において初の戦艦ということもあり思い入れも深いので、今回の改二実装で人気爆発するといーなー。

実艦

霧島
　1915.4.19三菱長崎造船所で巡洋艦として竣工。'30第1次改装で速力が低下するも、'40第2次改装で約30ノットの高速戦艦に。'42.11.15「金剛」「榛名」と共に第3次ソロモン海戦に参加。米重巡洋艦「サンフランシスコ」を大破させ、新型戦艦「サウスダコタ」も中破させる。しかし、直後に戦艦「ワシントン」からの40cm砲弾が6発以上命中。航行不能となり、サボ島西方で自沈。（『艦これ白書〜艦隊これくしょんオフィシャルブック』より引用）

　金剛型の例に漏れず真珠湾攻撃・インド洋攻略・ミッドウェー後詰にと馬車馬の如くに働かされた彼女のハイライトは第三次ソロモン海戦。金剛・榛名による三式弾での砲撃成功に味を占めた上層部よりの下令で、姉比叡と共にヘンダーソン基地への第二次攻撃に向かいました。1941年11月12日の第一次夜戦で比叡らを喪い、雪辱に燃える第二夜にそれは起こりました。サボ島沖で待ち構える、新鋭戦艦2隻を有するリー少将隷下の第64任務部隊との戦艦同士での夜戦という前代未聞の大乱戦。まずは駆逐艦綾波の単騎駆けで随伴の駆逐艦を引きはがしたのち、戦艦サウスダコタに肉薄し中破に追い込みます。この際、換装の時間を惜しんで空港砲撃用の三式弾*3のまま砲撃戦に突入したのは有名な話。上部構造物を根こそぎにし戦闘能力を喪失させるに至るも非徹甲弾の悲しさで撃沈には至らぬまま逃走を許します。そうはさせじと探照灯を照らして追撃にかかるもそれが運のつき、はぐれていた戦艦ワシントンに捕捉され集中砲火を浴びて沈没しました。

名字の地

霧島山
　宮崎県えびの市・小林市・高原町・都城市と鹿児島県霧島市・湧水町との境。吉都線小林駅の南西10-15km。標高1,300-1,700m。
　鹿児島県から宮崎県にまたがる霧島火山群の総称で、孤立した山ではない。韓国岳を最高峰に、新燃岳・高千穂峰・獅子戸岳・夷守岳・矢岳・栗野岳・白鳥山など22のコニーデ式火山の集まりで、完全火口を有するもの15、火山湖を持つもの10を数える。わが国最初の国立公園に指定された所の一つである。現在の霧島火山群は霧島火山活動最後（第四紀後半）に生じた。有史以来の活動は、1112-1236に3回、1566-1711に11回、1813-1914に10回が記録され、最近では1959.2の新燃岳の活動がある。山頂部には御池・大浪池・大幡池など10個の火山湖があり、山麓には温泉群が点在する。山頂部にはミヤマキリシマの群落が見られ、5月下旬〜6月中旬に咲き誇る。霧が多く、降水量は年3,000mmで、夏季に多い。雪は少ないが、霧氷が見られ、白紫池は厳冬期に全面凍結し、南九州では珍しい天然氷のスケート場になる。夏は冷涼で、林田温泉で平均22-23℃、えびの高原では更に低く、避暑客やキャンプ客などで賑わう。'57南霧島有料道路、'58北霧島有料道路、'61両者を繋ぐ霧島スカイラインが完成、温泉の掘削・引湯工事も進み、えびの高原・丸尾温泉・神宮前温泉などに観光施設が整い、それぞれ観光の拠点となっている。古くから信仰の山とされ、高千穂峰は天孫降臨の聖地とされている。開山は欽明天皇 *4の時代、僧慶胤によるといわれる。963書写上人性空 *5が身心修練の道場として、六道権現菩薩を安置し、霧島六社をおこしたという。祭神は瓊瓊杵尊 *6で、伊弉諾尊 *7・伊弉冉尊 *8が共に祀られている。また天台・真言宗の別当寺もあり、全山一大山岳宗教の殿堂であった。（『コンサイス日本山名辞典修訂版』より修正引用）

　韓国岳を主峰とする霧島連山の通称。地理的には未だに活発な活動を続ける活火山なのが特徴。歴史的には天孫降臨の地として幕末以降の尊皇ブームによって観光地としての人気が爆発したのが特筆すべきことかと。かの坂本竜馬の日本初の新婚旅行もここを訪れています。現在は山頂近くは火山活動と聖地化に伴い入山禁止となっていますが、山麓には霧島温泉郷なども有する一大観光地となっています。とは言え、非九州人にとって霧島と言えば、焼酎のブランドが真っ先に浮かぶでしょう。
　聖地探訪としては、鹿児島空港から1時間程度なので行きやすいって言えば行きやすいのかもしれません。私のような飛行機嫌いにはちとつらいですけど。