痛いニュース(ノ∀`) : 【トルコ】 ストⅡのリュウが車を破壊する斬新な保険CMが大反響 - ライブドアブログ
ストⅡが海外でも共通体験として語れるレベルに人口に膾炙していたことに感激。ジャパニメーション直撃世代が壮年期を迎えるこれからがクールジャパンのターンです。
うちを管理してる不動産屋さんから電話。曰く「新卒の子に同じマンションのうちより広い部屋をより安い家賃で貸すことになった。申し訳ないので、もし良かったら部屋の交換に応じる」とのこと。引っ越しが面倒くさいので鄭重にお断りしましたが、最初は散らかしたおしてるのが遂にばれたかと肝を冷やしました。反省して少しは片付けよっと。
艦これ進捗
- 西方海域リランカ島空襲攻略中。第一艦隊旗艦:響改。
私が覚えてる確かな「存在」
艦娘
響
数ある特型駆逐艦の中で、最後まで生き残ったのが、響。転戦の後、あの大和水上特攻時には修理で同行できなかったんだ。賠償艦としてソ連に引き渡され「信頼できる」という意味の艦名になったんだ。(『艦隊これくしょん〜艦これ』「図鑑」より引用)
cv.洲崎綾*1
イラストレーター:やどかり
ケッコンカッコカリ候補筆頭。個人的には綾波系のキャラはタイプではなかったのですが、何故だかこの娘だけはクリーンヒット。響かわいいよ響。ちょっと前まではエースの赤城さんに大きく水をあけられていたLvも、潜水艦の出没する西方海域進出とキス島撤退作戦開始とで活躍の場も増え、ここ一週間で一気に逆転。特に夜戦での無敵ぶりは顕著で、「ウラー」の雄叫びも高らかに10cm高角砲2門による連撃で残存兵力をなぎ散らかしてくれます。早くВерныйに逢いたいな。
実艦
響
1933.3.31舞鶴工作部にて竣工。太平洋戦争では哨戒、上陸作戦支援に従事、'42.3〜バタビヤ沖海戦・フィリピン島攻略作戦に参加。'42.6キスカ湾で米PBYカタリナ飛行艇からの至近弾で艦首が大破。奇跡的に浸水を凌ぎ、沈没を免れた。修理後は海上護衛作戦に従事、数度の対空戦闘や雷撃を受けるもその都度帰投。終戦時は新潟で防空砲台に。'45.8.15午前7時頃、米軍機B29に対し、日本海軍最後の発砲。(『艦これ白書〜艦隊これくしょんオフィシャルブック』より引用)
華々しい戦果もなく地味な輸送作戦をメインに担当していた彼女ですが、特徴的なのはやはりその不死鳥ぶり。キスカ島占領作戦中に爆撃を受け艦首を破損するも無事帰投したのに始まり、輸送船団の護衛中電と持ち場を代わった瞬間電が潜水艦の魚雷の直撃を受け沈没、同じく輸送船団護衛任務中に受けた雷撃の修理中にレイテ沖海戦勃発。大和特攻に同道するも周防灘で触雷し帰投。と簡単に数えても三度死に損なってます。そして戦後は転生の連続。まずは武装解除し復員船「ひびき」に、ついでソ連に賠償艦として引き渡され駆逐艦「ヴェ−ルヌイ」に、そして老朽化により練習艦「デカブリスト」へとこれまた三度蘇っています。
由来
響
(動詞「響く」の連用形の名詞化)
1、音や声の広がり伝わって聞こえること。
2、反響。こだま。
3、震動。
4、音や声の末尾。耳に聞こえる音や声の感じ。余韻。また発語などをしている人の、その語を通して聞き手に受け取れる感情など。
5、世間に広く知れ渡ること。世の評判となること。世間が評判し、大騒ぎをすること。とりざた。
6、関係が他に及んでいくこと。他にさしひびくこと。さしひびき。影響。
7、鼾。
8、俳諧の連句で、前の句に付ける時の技巧の一つ。前の句の感情の動きを受けて、そのまま次の句に表し出すこと。
(『日本国語大辞典 第二版』より引用)
彼女の名前の由来である響(ひびき)は初出を『日本書紀』「欽明天皇十三年五月」条の「泉郡茅渟海の中に梵(のり)の音す有り。震響(ひびき)雷の声のごとし。光彩(うるわ)しく晃(て)り曜(かがや)くこと日の色(ひかり)のごとし」*2にまで遡れる日本語の基本語彙の一つ。姉妹艦と合わせて「暁に響く雷電の声」となるとても詩的なネーミングだと思います。
どうしてこんなに世界がきれいなの
飛龍のような壮絶な最期もいいですが、やはり心惹かれるのは長門や彼女のような「死に損なった」艦の戦後。響はソ連に渡った後の数奇な運命もそうですが、個人的には8月15日朝に行なった帝国海軍最後の発砲。平家物語もそうですが、滅びゆく者達と残された者達の物語はなんて美しいのでしょうか。戦争が悪であるということに異を唱える訳ではありませんが、戦争の悲劇があるからこそ生まれる物語もあるんだなぁというのを改めて。