MVP:前田健太 402.7
防御率2.10試合数26完投3無点勝1無四球1勝利15敗戦7勝率.682投球回数175.2被安打129被本塁打13奪三振158与四球40与死球2暴投1失点46自責点41
日本球界の至宝。WBCの後遺症でもたついた序盤、歯車が完全に噛み合ってなかった交流戦と二度の大きなスランプを乗り越えて、後半戦からは在りし日の黒田大明神を髣髴とさせる安定感で2年連続最優秀防御率を達成。返す返すも最終戦でのご乱心で防御率1点台と最多勝を逃したのが惜しすぎます。ダルビッシュに田中のマー君が海外進出してしまった来年以降、日の本を守るのは君しかいない。
2位:丸佳浩 270.6
打率.273試合数140打席数601打数506安打138二塁打25三塁打5本塁打14塁打215打点58得点82三振103四球85死球1犠打5犠飛4盗塁29出塁率.376長打率.425得点圏.267勝利点9併殺6失策2
2度目のプチブレイク。夏場以降疲れと執拗なマークとで多少数字を落としましたが、盗塁王&チーム6冠*3で打の大黒柱に。これで野村緒方以降流動的だった1番打者もむこう10年は安泰、だといーなー。
3位:永川勝浩 123.6
防御率2.04試合数29勝利3敗戦1ホールド13HP16勝率.750投球回数35.1被安打29被本塁打3奪三振28与四球5与死球2暴投5失点8自責点8
復活の最強ストッパー。永川の復活が最大の補強といっても過言でない活躍で盤石な勝利の方程式の一角として後半戦の快進撃を支えてくれました。まさか横山永川の往年の名リリーフの競演が見られるとは去年の今頃は想像だにしていませんでした。くれぐれも怪我には気を付けて来年も勝利の方程式を守ってくださいね。
4位:キャム=ミコライオ 107.4
防御率2.04試合数57勝利2敗戦4ホールド6HP8セーブ27勝率.333投球回数57.1被安打48被本塁打3奪三振39与四球22暴投3失点24自責点13
永川以来の2年連続のクローザーを勤めあげてくれたナイスガイ。前半戦は同点時やエラーが出たときの不安定さが目を覆わんばかりでしたが、後半戦は点差が開いてる試合は追いつかれない程度の反撃を許すっていう一番穏当な劇場型守護神にジョブチェンジしてくれました。CSでの桧山への花道献上なんかがその典型でしょう。今村ももう一皮剥けて早く彼の座を脅かしてね。
5位:大竹寛 97.8
防御率3.37試合数25完投1勝利10敗戦10勝率.500投球回数163被安打152被本塁打13奪三振100与四球49与死球4暴投4失点64自責点61
復活は本物だった。駆け込みでの二年連続二桁到達で完全復活をアピールした永遠の未来のエースも気づけばFAの心配しなけりゃいけないお年頃。頼むから出てかないでね。あなたの残留は来季のさらなる飛躍の前提条件の一つなんですから。
7位:キラ=カアイフエ 69.5
誰もが認めるカープCS出場の立役者。彼の参入で打線に一気に軸が出来て他の子たちものびのびとプレーできるようになりました。ただその分打てないときは本気で置き物になっちゃうのは頭痛の種か。来年は一年通して活躍してバレンティンやブランコの座を脅かしてね。
9位:河内貴哉 52.5
今村ミコがピリッとせず横山永川が未帰還の焼け野原のような救援陣だった前半戦を、頼れる左のワンポイントリリーフとして大車輪の活躍をしてくれた前半戦の陰の功労者の筆頭格。返す返すも負傷離脱が惜しまれます。早く怪我治して来年も頑張ってね。
10位:中田廉 52.4
個人的に今井と中田のプチ覚醒が今年のグッドニュースのかなり上位に入っていたり。福井中﨑中村恭の背信と大瀬良久里の加入で一気に過熱してきた先発5番手争い。来年のローテで待ってます。