http://news.2chblog.jp/archives/51747605.html
日本人の宗教オンチの原因の半分くらいはこの「神」≠「God」問題にあると思うのでいい改定でないかと。この調子で「God」の和訳も古例に倣って「天主」か「デウス」に戻してもらいたいものです。
祝『スーパーロボット大戦UX』クリア。年度跨ぎとはいえ、まさか2か月近くかかるとは思わなんだ。てなわけで以下感想箇条書き。
- 難易度はMX並みで攻略よりシナリオを楽しむタイプ。抑制のききつつ大胆に踏み込んだクロスオーバーの数々は◎。
- 敵味方ともに攻撃力過多。「HPの多いユニットから攻撃対象にする」ってゆう謎仕様のAIの行動パターンがなければ難易度跳ね上がってたはず。
- リアルガンダム×2とマクロス以外は全部原作未見だったのでシナリオ展開が新鮮。特に『リーンの翼』と『マジンカイザーSKL』は早速TSUTAYAで借りて見ようと思わせてくれました。
- ファフナーに引っ張られてか、死人の多い展開。対話と相互理解がメインテーマのシナリオの所為か、ほぼ全ての版権ラスボスを説得可なのも伴って、隠し生存ルートの用意されたキャラの多い事多い事。2周目が大分大変そうです。
- ヒーローマンとSDガンダム三国伝のSSユニットコンビが大分いらない子。
- デモンベイン関連のシナリオだけテキストが厨二になるのが素敵。「餓えず渇かず地に還れ!」
- 主人公のキャラもそろそろネタ切れ気味か。「必殺仕事人」のモチーフは結構面白かったけどストライクゾーンぎりぎりかなぁ。ところでアーニー君、第二章と第三章のキャラの変わり具合、想像つかんでもないが間に君に何があった。
- 加藤機関との和解シナリオの熱さは出色。あそこで「proud」流れるのは反則。
- 戦術指揮は面白いシステムだと思いますが、孔明先生がチートすぎて、他に選択肢がないのが残念。「地形適応1段階上昇」って簡単に言いますが、事実上全ユニットにS-アダプター装備とほぼ同義なんすけど。
- ラスボスが純粋に神様なのはありそうでなかったかも。
SRWUX進捗
- 2周目第7話「正義の代償」加藤機関と交戦中。トップエース:森次玲二@ヴァーダント。
- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/10
- メディア: 文庫
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間違った恋をしたけど間違いではなかった
日露の大戦の記憶も遠くに霞み始めた爛熟の大正期。帝都東京に繰り広げられる貴顕の奇々怪々なる社交界を生き急いだ若人二人松枝清顕と綾倉聡子、彼らの不器用で誇り高き愛の結末は。
三島文学の集大成!になるのかな?唯美主義の極みと言わんばかりの耽美の世界で繰り広げられるおままごとのような貴顕の恋愛ごっこ。彼氏彼女ともに衣食住に全く不自由してない上に野心や猜疑心の欠片も持たぬお貴族様のお育ちなので、一挙手一投足に全く現実感がありません。正直、普通の恋じゃ燃えないから頑張って禁じられた恋に昇華させてから、存分に破倫の所業を愉しもうなんて発想は到底凡俗の思い及ぶところではありません。徹頭徹尾酩酊したような陶酔感に満ちた文章は間違いなく読み手を選びますが、自然主義やプロレタリア文学くそ喰らえのお方は是非ご堪能ください。
何も掴めない手夢見てたのはどこまで?
三島の女嫌いは病的だなってのが一読の感想。おざなりな描写で奥底にたたえたおぞましきものを感じさせる女性陣に比べ、清顕・本多・飯沼・ジャオ・ピーと百花繚乱咲き誇る美少年の乱舞は、彼の性癖が噂でもなんでもなかったことのまごうことなき証左。彼に昨今のBLの隆盛をみせるとどんな感想を漏らすのでしょうか。三島の文学は彼の自殺によって完成したと信じて疑いはしませんが、一言でも老三島翁にこのいかれたジャンルの感想もらいたかったなあ
- アーティスト: 宇多田ヒカル
- 出版社/メーカー: EMI Japan
- 発売日: 2005/09/28
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