ドイツ 「脱原発して太陽光に切り替えたら、電気料金高騰がとまらない!日本よ、これが脱原発だ!」 - 政経ch
リスクを無視して綺麗事言う奴は大嫌いです。
友人が此度の天皇侮辱発言を期に嫌韓に大はまり。キムチ速報さんなんかを巡回する立派なウォッチャーに。これは自分のこと棚に上げても止めてあげるべきなんでしょうか。
SRWZⅡ再世篇進捗
- 3周目第45話「次元力」インサラウムと交戦中。トップエース:クロウ=ブルースト@リ・ブラスタR。
- 作者: 唐沢俊一
- 出版社/メーカー: ネスコ
- 発売日: 1995/07
- メディア: 単行本
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過去と現在が時間の国で魅かれ合う
かつて日本には少女がいた。飽くまで清く気高く美しいその美少女達の競演を鬼才唐沢俊一が描く。
唐沢俊一が一行知識でブームを巻き起こす前に上梓した一冊。自身の真骨頂たる貸本文化解題から一歩進めて、戦前から累々と流れるS文学の潮流を文学史上に意義づけようとした意欲作。現在猖獗をふるう百合ブームはおろか、S文学の現代への転生たる『マリア様がみてる』すら数年先駆けているのだから、その先進性が分かろうというもの。ただ、当時は斬新すぎて殆ど黙殺食らったみたいですけど。
内容は、作者お得意の裏物紹介の文脈に乗って、戦後期の粗製濫造玉石混交の貸本少女小説を紹介しつつも、戦前の正統S文学と高度経済成長期の少女マンガとのミッシングリンクにそれらを位置づけようというもの。突拍子もない設定に笑うもよし、文学史上のサブストリームに思いをはせるもよし、硬軟取りまぜた楽しみ方ができます。百合が裏街道ながらも市民権を得つつある今こそ再評価されるべき一群のジャンルではないでしょうか。
恋と云う嘘に死ぬ世にも愚かなお伽話
バブル期に隆盛し今なお現代日本社会にその禍根を残す恋愛至上主義の害悪。かつては硬派・清純と讃えられた貞操も今となっては人間失格の烙印に成り果てています。勿論私も正常な男の子なのですから、恋愛沙汰に興味がないとはいいませんが、昨今の風潮はさすがに度をすぎてはいないでしょうか。孤独の果てにこそ萌芽するブンガクも、妥協としがらみの中にこそ胚胎する家庭と言う名の幻想も、恋愛と言う美名のことに続々とスポイルされている気がします。社会の為にも文化の為にも、今一度恋愛と言う御伽噺の正統性を考え直してみてもいいのではないのでしょうか。以上完全無欠の負け組街道まっしぐらの負け犬の遠吠えでした。
- アーティスト: ALI PROJECT,宝野アリカ,片倉三起也
- 出版社/メーカー: メロウヘッド
- 発売日: 2004/10/22
- メディア: CD
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*1:第五版まで