http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1722557.html
これはどう考えても失着手。どんな理由があろうとも定着しかけた野球国際大会の芽を摘むような暴挙は許されません。
最近保父さん業務がルーチンワークのひとつになりつつありますが、これを24時間365日やってる「お母さん」って凄いんだなー、と再認識。正直私の父性本能はもうお腹一杯です。
SRWZⅡ再世篇進捗
- 作者: 逢空万太,狐印
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2009/04/15
- メディア: 文庫
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太陽なんか眩しくって闇のほうが無限です
無貌の神、百万の愛でられしものの父、夜に吠えるもの、燃える三眼、そして、這い寄る混沌。名状しがたきが故に、数多の二つ名を持つものニャルラトホテプ。現代日本の何処にでもいる普通の少年の下に顕現した彼のものはいかなる異形を我らに垣間見せるのか。空前絶後唯一無二のハイテンション・ラブクラフト・コメディここに誕生!
派生作品からアニメに行ってそこから原作に入るのが最近の私のラノベの新規開拓のパターン。スピンオフから*1とかラジオから*2とかの先達に比べれば今回の歌から*3ってのは、まだまっとうな方でしょうか。
正直読前の偏見では、アニメこそ演出と演技で大分中和されてるけど、原作は相当「痛い」だろーなーと思っていましたが、あにはからんや、文体が見事な大ヒット。歌詞だのタイトルだのを上手く織り込んだ比喩や決め台詞といい、「ああ絶対この人同年代だ」と感じさせてくれるネタの選び方といい、自分が構築したかった文章スタイルの見本がここにあったと言っても過言ではないでしょう。勿論構成も鮮やかで、非日常から日常への帰還と見せかけて新たな「日常」の始まりというラストシーンは、ベタながらも感動的で、アニメでの「ネタばれ」なしで読みたかったと思わせる出来でした。設定やキャラクターで魅せることの多いラノベ界において、文章で魅せてくれる作家が現れたことの奇跡を感謝したいと思います。
たのしいね焼けるぞ溶けるぞ
いくつになってもラノベはいい!スレイヤーズにソードワールドにオーフェンにタイラーに、と濫読かました思春期がどんなに取り繕おうともきっと私の読書体験のバックボーンです。夏目だ芥川だ太宰だ三島だと背伸びするのもいいですが、同時代の娯楽小説こそが清く正しいビブリオマニアへの入り口にはふさわしいものと信じます。そして、実利だ教養だのの不純な動機は捨てて、楽しく無意味な読書生活を楽しもうじゃありませんか。
- アーティスト: V.A
- 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ
- 発売日: 2012/08/01
- メディア: CD
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