脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『大仁田・UWF「暗黒プロレス」の真実』

http://hamusoku.com/archives/7251646.html
私刑が必要だと思える悪ってのも存在するもんですね。あんたらも左巻き名乗るなら大人しく人民裁判に断罪されなさい。


 最近出入りの業者さんからも同情されるほど、何でも屋業務が板についてきたのですが、遂に保父さんの真似事まで業務に加わる見込み。「経理」の職掌ってこんなに広かったんですね。知らなんだ。

SRWZⅡ再世篇進捗

大仁田・UWF「暗黒プロレス」の真実 (ポケットブック)

大仁田・UWF「暗黒プロレス」の真実 (ポケットブック)

想像以上の日々を過ごしたね離れがたき日々を

 時は世紀末。新日全日のマット寡頭支配に反旗を翻した愚か者たちがいた。FMW大仁田厚UWFインター高田延彦、そしてリングス前田日明。この物語は彼ら勇気ある者たちの物語である。


 1994年初頭のインディペンデント全盛時代に書かれた諸団体紹介の読み捨て本。内容は「新日も全日ももう時代遅れ。これからはインディペンデントの時代だ」と高らかに叫ぶ、みちのくプロレス以外の登場するすべての団体が事実上崩壊している今となってはなんとも物悲しいもの。当時飛ぶ鳥を落とす勢いのFMWを筆頭に、本格派好きの作者の高田・天龍推しからUWFインターとWARの高評価が目立っています。逆に前田のリングスに辛辣な評価が加えられているのが正直意外。当時勃興の兆しを見せていたK1やグレーシー柔術と比較して、プロレスで真剣勝負はナンセンスと言わんばかりの筆致。作者の意外な慧眼をうかがわせます。
 以上、何をどう考えても20年近くも経った今になって読むべき書籍ではない気もしますが、それはそれでえも言われぬ味わいがあったのでよしとしましょう。

大好きを大好きと言わなきゃいけない

 やっぱりプロレスは何でもありのごたまぜのおもちゃ箱みたいなカオスが一番。下手にお上品ぶってメジャー目指すから今みたいな零落の憂き目に遭うんです。個人的にはプロレスはストリップと一緒に20世紀後半を代表する古典芸能として保護し後世に残すべき文化だと信じます。少なくとも既得権益の塊となってなんらの創造性すら有さない老害たちにくれてやるよりはよっぽど有益です。

帰って来た今日の一行知識

日本軍が203高地攻略にてこずったのは有刺鉄線の所為
なんと日本軍にとって日露戦争が鉄条網の初見。ノウハウも装備もないまま立ち尽くしているところに機関銃掃射で長篠の戦いの武田軍の二の舞とあいなった模様。針金も意外とバカにできませんのね。