痛いニュース(ノ∀`) : 15時間労働で休憩わずか30分! 入社2カ月で過労自殺するワタミ社員のスタンダードな働き方 - ライブドアブログ
そろそろ奴隷の鎖自慢はやめて暴力革命を。既得権益打破こそが後進への最大の遺産です。
4月から経理に異動の内示が。ぼちぼち引き継ぎがてらの経理業務従事が始まっているのですが、意外とこの仕事性に合ってるかもしれません。自分ちでも家計簿つけてみようかしらん。
魔装機神Ⅱ進捗
- 2周目第37話「南部との決戦」オンガレッドボーヰン乗換。トップエース:マサキ=アンドー@サイバスター。
- 作者: 渋澤龍彦
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2001/06/01
- メディア: 文庫
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ここにもそこにもあそこにも!!
光あるところまた闇あり。時は中世暗黒時代、燦然たるキリスト教の輝きの陰に蠢く悪魔たちの饗宴を日本の誇る鬼才澁澤龍彦が描く。
中二病のバイブル澁澤龍彦さんの中世ヨーロッパ美術史における悪魔のモチーフについてのエッセイ。悪魔学なんて些末な学問に興味持つのは自分くらいかもなんて自嘲は今現在の悪魔学の隆盛からすると多少失笑ものですが、逆にパイオニアとしての彼の目の確かさを物語ります。内容はいつもの澁澤節、中二好きする用語の羅列と実に耽美な文章とで読者を煙に巻いてくれます。全く体系だってもないし、おそらくきっとテキトーぶっこいてるだけだろうと素人目でも感じられる議論の乱暴さですが、それを補って余りある文章の美しさが単なる殴り書きを見事な文学に昇華させています。ああ、やっぱり耽美は偉大だ。出てくる悪魔もメガテンやDQその他の和製西洋風ファンタジーで一度は目にしたことのある名前ばかりなので、単語を追っかけるだけでも十分楽しめます。今更時代遅れの中二病ファンタジーを創作しようという野心家な方は是非底本にどうぞ。少なくともネーミングには困らなくて済みますよ。
地獄のナイフが君を狙っている
澁澤の悪魔学から京極堂の妖怪譚へ。昭和の耽美西洋かぶれから平成の国風懐古主義への転換がよく分かる異形ブームの移り変わり。あれだけ声高に糾弾されていた日本人の西洋コンプレックスも若者文化的には見事に克服できたようです。とはいえ、泥臭い妖怪と遊ぶのもいいですが、あの高貴なる悪魔に傅くことこそ、我ら「心はいつでも中学生」なブンガク青年もどきの使命ではないでしょうか。
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
- 発売日: 1989/04/21
- メディア: CD
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帰って来た今日の一行知識
澁澤龍彦は渋沢栄一の親戚
やはりのあの浮世離れな耽美なディレッタンティズムはブルジョワ貴族の血のゆえか。そう考えると、ブンガクの為には階級制が必要なのでしょうね。