脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『魔法少女まどか☆マギカ』

http://chasoku.blog.shinobi.jp/Entry/1472/
土下座なんて下品なことはする方もさせる方も最低だと思います。本気で責任取る気あるなら、男は黙ってハラキリ一択です。


 分不相応な管理職に祭り上げられて早一ヶ月。困った顔するのが非常に上手くなった自分が嫌だ。


第2次SRWZ破界篇進捗

  • 2周目第20話「砂塵に舞う悪意」WLFと交戦中。トップエース:クロウ=プルースト@ブラスタ。

目覚めた心は走り出した未来を描くため

 「僕と契約して魔法少女になってよ!」家族や友人と平凡で幸福な生活を送るちょっと気弱な中学2年生鹿目まどか。彼女の前に現れた謎の生物キュゥべえと、謎のライバル転校生暁美ほむらと頼れる先輩巴マミの二人の魔法少女。平和を脅かす悪の魔女との、魔法少女まどかの戦いが今始まる・・・のか?


 そして伝説へ・・・。僕らのシャフトが遂にやってくれました。新房昭之虚淵玄蒼樹うめそれぞれのコアなファンから寄せられた期待、予期せぬ展開の連続に加熱するネットでの予測、そして東日本大震災による延期と際限なく上がり続けるハードルを見事飛び越えての大団円。デウス・エクス・マキナによるハッピーエンドや安易な鬱エンドで妥協せず、ましてや八方破れの大風呂敷を「結末はあなた自身の中に」なんて言って逃亡したりもせず、現実的で悲劇的でそれでも希望にあふれる感動の決着をつけてくれました。京アニと並び称されるシャフトの演出構成力は伊達ではなかったようです。敢て王道を外して斜に構えた虚淵氏の脚本に「血だまりスケッチ」と揶揄されるほどにミスマッチなうめてんてーのキャラデザにサイケの極みの劇団犬カレーの魔女デザインと色物に堕してしまいかねない強烈な個性の具材を、王道を行きながらも斬新さを失わない新房演出と梶浦女史の音楽が見事に束ねて完璧に料理しています。DVD化された時のことを考えて2話ごとに見栄えのする話*1をまぜつつ、起承転結を強く意識したであろう3話毎*2での作品構成で織りなされる非常にメリハリの利いた展開はオリジナル故の先の読めなさと相まって飽きる暇も与えてくれません。タイトルと絵柄とで非常に一見さんにはハードルの高い一品と成ってしまっていますが、見逃すには惜しい作品です。君もアニプレックスと契約して信者になってよ。

この声が届くのならきっと奇跡は起こせるだろう

 ポストEVAの呼び声も高かった『涼宮ハルヒの憂鬱』が、角川のエンドレスエイトでの大失態に谷川流の断筆、とどめに平野綾の声優脱皮計画頓挫と見事に失墜するなか、彗星のごとく現れた期待の新星『魔法少女まどか☆マギカ』。ガンダム・EVAに続く15年ぶりのビッグウェーブたれと、関係各位及びファンの皆さんの鼻息はあらいですが、上記の通り綺麗に破綻なくまとまりすぎている所為で、あの頃のような狂躁はちょっと期待できません。一篇の物語としての完成度をとるか、それとも八方破れの勢いで伝説となるのがいいのか。創作者としてはどちらが幸せなのでしょうね?

コネクト(アニメ盤)

コネクト(アニメ盤)

帰って来た今日の一行知識

北欧では魔女は男性の方が多かった
さすが性の先進国。中世の昔から男の娘でも流行ってたんですかね(嘘

*1:2話の魔女との本格的初戦闘、4話のさやかvs杏子の魔法少女同士の戦い、6話のキュゥべえ本性ばれ、8話のさやか魔女化、10話のほむらの孤独な戦い、12話の大団円

*2:起:魔法少女の見学(マミさん編)、承:魔法少女の実践(さやか編)、転:魔法少女の末路(杏子編)、結:魔法少女の救済(ほむら編)