『唐沢商会のマニア蔵』

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ほんの一年前は、「民主党の看板さえ掲げてれば何も選挙運動しなくても当選する」って嘯いてたのが嘘のようだ。さて来春の統一地方選ではどれほどの屍の山が築かれるのでしょうか。

　内部抗争の激化とこちらの軽率な行動とで、こっそり党から除名の危機に直面中。隠忍自重を余儀なくされてるのですが、考えようによったら天下御免の無所属の金看板手に入れるいい機会かも。さあ、どお暴れてくらりょうか。

唐沢商会のマニア蔵 (DNA comics)

隠したままの二人の秘密

　さあさ、近きにあるは寄りて見よ、遠からんは音に聞け。伝説のカルトユニット唐沢商会の未公開作品ご開帳〜。

　
　スノッブな兄貴とシュールな弟の芸風が渾然一体となって実にえも言われぬ珍味を醸しだす唐沢商会の未公開作品のお蔵だし。唐沢商会として出したもの、各個人がてんでバラバラで連載した奴とか、今まで日の目を見なかった作品を未整理でぶち込んであるので、実に混沌の極みの内容。何処の同人誌だといったような編集の不在ぶり。アルコール度数の高い原酒をチャンポンにして一気飲みするような読後感ですのでノンケの堅気の方にはおススメできません。その分マニアにとっては、未濾過の本味を堪能できる骨のある一冊になっていると思います。自分の唐沢兄弟への愛を試すのには丁度いいんではないでしょうか。

「また会えるよね？きっと」何度も自分に問いかける

　私はかって唐沢俊一を崇拝しておりました。彼の世の中に斜に構えた姿勢と何よりその博覧強記。彼のようなもの書きになりたい。と願ったのが、このブログを始めた動機の一つだったような気がします。しかし、ニートをやめ社会人になってみると、斜に構え真正面から物事に取り組まないことの不誠実さに気付かされました。それが理由という訳ではないのでしょうが、最近ちょっとご無沙汰気味です。人間結構あっさり愛って醒めるもんですね。うん、結婚・中出しは慎重にやろう。

深愛

帰ってきた一行知識

トリビアとは元々文法・修辞学・弁証法の三つの学問のこと
補足トリビアとしては、この三つの学問が中世ヨーロッパの基礎教養科目だったので、それが転じて「誰でも知ってる取るに足らないこと」になったとのこと。日本で言う「読み・書き・算盤」ですね。しかし、日本に比べると大分高尚な気がするのは単なる西洋コンプレックスの発露でしょうか。