脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

雪、無音、窓辺にて。

[三題噺]ポイントとラッセルのパラドックスジャンヌダルクについて

文体診断ロゴーン
昨日の記事の結果は表現力と個性がAで、読みやすさと硬さがE。全く以って人に読んでもらう気が感じられませんな。因みに一致指数はベスト3が岩波茂雄紀田順一郎猪瀬直樹、ワーストが新美南吉森鴎外宮沢賢治。どっちにもあんま好きな作家さんがいない。


 引っ越しまで以下略。

ほどけない問題など在りはしないと

ポイント

2006-03-10

ポイント
1、点。箇所。場所。また、要点。重要な箇所や場所。
2、スポーツ競技、成績などで、得点。点数。また、一般に、評価や有利になる度合を表す数字。
3、トランプカードの一点札。エース。
4、活字の大きさの単位。活字の一辺の長さを表し、1ポイントを、日本・イギリス・アメリカなどで使われるアメリカ式では0.3514mm、ヨーロッパで多用されるディドー式では0.3759mmとしている。
5、小数点。コンマ。
6、指数を表す単位。パーセントをいう。
7、線路の分かれ目に設ける転轍機をいう。
8、猟犬ポインター種が獲物を発見した時行う特有の動作。前肢の一方を上げ、注視する。
(『日本国語大辞典 第二版』より引用)

モリタク流ポイントカード徹底活用術

モリタク流ポイントカード徹底活用術

  • 作者:森永卓郎
  • 発売日: 2009/08/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

長門+自己の無矛盾性+証明

2006-05-18

長門有希
 北高2年6組の女子生徒であり、唯一の文芸部員。身長154cm。ハルヒ*1が文芸部室を乗っ取った際、SOS団団員その2として組み入れられた。ハルヒ曰く「SOS団に不可欠な無口キャラ」。いつも無口で無表情だが、知識欲・食欲は旺盛。谷口*2曰く「容姿はA-」。読書を好み、いつも何かしらの本を読んでいる。感情表現に乏しく、表情の変化はほとんどない上、口を開いても淡々と短い言葉でしか話さない。自宅室内を含むほとんどの場面で北高の制服を着ており、冬場はその上にダッフルコートを着る。小柄かつ起伏の小さい体型で、キョン*3曰く体重も軽い。
 その正体は情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースであり、簡単に言えば宇宙人。派閥は主流派に属する。ハルヒの能力が活性化した、『涼宮ハルヒの憂鬱』の舞台になった時間より3年前頃に生み出された。平時の動作は極めて少ないが、環境情報を操作・改竄することができるため、いざというときには常識の範疇を越える能力を発揮する。 SOS団の中でも飛び抜けて万能であり、メンバーからの信頼も厚い。
 駅近くにある分譲マンションの708号室で1人暮らしをしていて、『涼宮ハルヒの憂鬱』ではキョンを自室に招き入れたこともあった。それ以後もキョンは何か問題が起こると、しばしば長門の部屋を訪れている。
 キョンの言うことなら素直に従い、最終的な決定を委ねることも多い。また当初はメガネを着用していたが、キョンに「眼鏡をしてない方が可愛いと思うぞ」と言われて以来かけなくなった。
 入学当初は情報統合思念体から与えられた多くの情報操作能力を有していたが、より自由に活動をしたいという思いから、自らの能力を意図的に封印して人間らしい一面を手に入れている。キョンはいつか長門がふつうの女子高生になる日は遠くないと推測しており、それを願っている。
 情報操作能力に枷をはめた状態でも、コンピュータに関しては高度な技術を発揮する。『涼宮ハルヒの暴走』収録の「射手座の日」ではコンピュータ研究部とのゲーム対決でSOS団を勝利に導き、その後はコンピュータ研究部に準部員としてたまに訪れている。
wikipediaより引用)
初登場:『涼宮ハルヒの憂鬱』第二章(原作)。『涼宮ハルヒの憂鬱』第1話*4朝比奈ミクルの冒険 Episode00」or第1話*5涼宮ハルヒの憂鬱Ⅰ」(アニメ)
登場作品:『涼宮ハルヒの憂鬱』・『涼宮ハルヒの溜息』・『涼宮ハルヒの退屈』・『涼宮ハルヒの消失』・『涼宮ハルヒの暴走』・『涼宮ハルヒの動揺』・『涼宮ハルヒの陰謀』・『涼宮ハルヒの憤慨』・『涼宮ハルヒの分裂』(原作)、『涼宮ハルヒの憂鬱』・『涼宮ハルヒの消失』(アニメ)
cv.茅原実里*6

自己
 我。己。自分。その人自身。(『広辞苑 第五版』より引用)

矛盾
1、矛と盾。
2、戦い。喧嘩。
3、事の前後の整わないこと。辻褄の合わないこと。自家撞着。
4、〔論〕ア、同一の命題が肯定されると同時に否定されること。あるいは、命題とその否定との連言。
     イ、現実の内にある両立しがたい、相互に排斥しあうような事物・傾向・力などの関係。
(『広辞苑 第五版』より引用)

証明
1、ある事柄が事実または真理であることを証拠立てること。
2、〔論〕ある物事または判断の真偽を定めるべき根拠を示すこと。ある命題を根本原理から導き出すこと。論証。
3、〔法〕事実または法律関係の存否ないし真偽を明らかにすること。特に裁判をする基礎となる事実の確認を目的とする行為。
(『広辞苑 第五版』より引用)

涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

  • 作者:谷川 流
  • 発売日: 2003/12/26
  • メディア: 文庫

ジャンヌダルク百年戦争+女戦士

2006-08-18

ジャンヌ=ダルク Jeanne d'Arc
 1412〜31。フランスの愛国者
 ロレーヌとヴァロア境界の一村に農民*7の娘として生まれる。13歳の時天使のお告げを聞きフランスをイギリス軍から解放することを決意。シャルル7世*8に謁見して軍隊を委ねられ、1429七ヶ月間包囲されていたオルレアンを解放し百年戦争でフランスの勝利を導く転機をつくる。政治的判断により、庶子であると噂されていたシャルル7世をランスの教会で聖別させ戴冠式を敢行。パリ解放をはかるが、解放を望まぬ市民の反対を招き退却。'30コンピエーニュを支援中、ブルゴーニュ軍に捕われ、イギリス軍に引き渡され、ルーアン城に幽閉。イギリス軍の宗教裁判で異端宣告をうけ、同地の広場で火刑に処せられた。'55異端から名誉回復され、18世紀末から愛国者として国民的賛美の対象となる。(『コンサイス人名辞典 外国編』より抜粋)

百年戦争 Guerre de Cent Ans
 1338-1453年のイギリス・フランス間の戦争。ギエンヌ及びフランドルに対して王権の伸張を図るカペー王家と、フランスの領土を確保し、経済上フランドルとの緊密な関係を維持しようとするプランタジネット王家の対立が主要な原因、1328偶々カペー王家が断絶するや、イギリス王エドワード3世*9はヴァロア王家のフィリップ6世*10に対抗して自己のカペー王家相続権を主張し、これを口実に戦端を開いた。緒戦に於いてフランスはエクリューズ沖の海戦('40)に完敗、次いでクレシーの戦い('46)に大敗、更に'56ポアチエの会戦に敗れて、王ジャン2世*11が捕えられた。この間フランスは戦乱に加えて黒死病の猛威によって疲弊を極め、太子シャルル*12はパリのエチェンヌ・マルセルの乱とジャックリーの農民一揆('58)を鎮圧してのち、ようやくイギリスとブレチニーの和約('60)を結んだ。即位後シャルル5世は軍制改革と王室財政の強化に努め、アキテーヌ貴族の反抗に動揺するイギリスに対して攻勢に出、その治世中に、ほぼ失地の回復に成功した。しかし、'80シャルル5世の死後、王弟諸侯の摂政政治の下に再び国政が乱れ、しかもシャルル6世*13の精神病が悪化し、王族諸侯の対立がアルマニャック派とブルゴーニュ派の抗争に発展して、国内は完全に分裂した。イギリス王ヘンリー5世*14はこの機に乗じて1415ノルマンディーに上陸、アジャンクールの戦いにアルマニャック軍を撃破し、'20トロア条約によって狂王シャルル6世からフランス王位継承権を獲得した。'22こうしてヘンリー5世・シャルル6世が相次いで死ぬと、幼王ヘンリー6世*15は所謂英仏複合王国の王号を称し、他方シャルル7世はロアール以南に萎縮して全く振るわなかった。ところが、'29ジャンヌ=ダルクが出現して、包囲中のオルレアンの解放に成功して以来、フランス軍はようやく攻勢に転じ、'35ブルゴーニュ*16との和約成り、'36パリを奪回し、更にフォルミニー('50)、カスティヨン('53)の会戦に大勝して、カレーを除くフランス全土からイギリス軍を駆逐した。戦中戦後を通じてフランスでは、常備軍の創設、王室財政の確立、諸侯勢力の抑圧などにより、王権が強化され、イギリスでも、直後に勃発した薔薇戦争の過程の中から、ようやく絶対主義王権が成長し、両国共に中央集権国家の緒を見出すことになった。(『改訂増補 西洋史辞典』より引用)


一、1、おんな。め。
  2、むすめ。女の子。また、嫁に行かない若い女
  3、小さくて可愛いものの喩え。
  4、星の名。うるき。二十八宿の一。
二、なんじ。おまえ。
三、1、めあわす。嫁にやる。
  2、仕える。
(『大漢語林』より引用)

戦士
 戦場で闘う兵士。比喩的にも使う。(『広辞苑 第五版』より引用)

禁じられたワードを呟けば最後…

帰ってきた今日の一行知識

ドラクエのMPは「マジックパワー(Magic Power)」の略
これ系だとロマサガのWP(技ポイント)・JP(術ポイント)が身も蓋もなくて好きだな。

*1:涼宮。北高2年5組。SOS団々長。頭脳明晰容姿端麗眉目秀麗文武両道の完璧超人ながらも、唯我独尊猪突猛進の難儀な性格。「思ったことをすべて実現させる」という神にも比肩する能力を無自覚に行使するも、自身はそれに気付かず「普通」を忌み嫌う。非日常を探索するSOS団を主宰し、その活動に余念がない。

*2:北高2年5組。通称「アホの谷口」。軽薄で皮肉屋ながらもどこか憎めない性格で、SOS団の臨時団員及びキョンの友人として高校生活を満喫中。

*3:北高2年5組。SOS団々員。退屈を愛し波乱を忌む常識人ながらも、何故かハルヒに気に入られSOS団に参加。数々の理不尽な超日常に振り回されながらも、段々それも満更ではなくなってきている模様。

*4:TV第1期

*5:OVA及びTV第2期

*6:エイベックス・プランニング&デベロップメント所属。代表作:南千秋(『みなみけ』)・張飛益徳(『一騎当千 Dragon Destiny』)(声優)、「優しい忘却」(歌手)他。

*7:ジャック。

*8:フランスヴァロワ朝第5代国王。父シャルル6世、母イザボー=ド=バヴィエール。父シャルル6世の死後、王太子としてイギリスと結んだブルゴーニュ派に押され即位はならず、オルレアンに籠居を余儀なくされる。ジャンヌダルクの活躍により、ランスで戴冠、百年戦争を集結させ「勝利王」の名を戴くに至った。内政でも官僚制の整備、常備軍の創設などの功績を残す。

*9:プランタジネット朝イングランド第7代国王。父エドワード2世、母イザベラ・オブ・フランス。治世初期は母イザベラに朝政を壟断されるも、粛清により実権を回復するとスコットランドを制圧。フランスの王位継承問題に介入し、百年戦争を引き起こしフランス北部に橋頭堡を確保した。

*10:ヴァロワ朝フランス初代国王。父ヴァロワ伯シャルル、母マルグリット=ダンジュー。フランス王家を継承しヴァロワ朝を創始するも、百年戦争を引き起こし緒戦に連敗しフランスの国威を大きく後退させた。

*11:ヴァロワ朝フランス第2代国王。父フィリップ6世、母ジャンヌ・ド・ブルゴーニュ。善良王と呼ばれる善政を布くも、ポアティエの戦いに敗れ、イギリスの捕虜となりブレティニの和議を結ぶも、国内にそれを認められず捕囚のまま死去。

*12:シャルル5世。ヴァロワ朝フランス第3代国王。父ジャン2世、母ボンヌ・ド・リュクサンブール。父ジャン2世のイギリス捕囚により摂政となり国政を代行。そのまま即位し、貨幣改鋳や税制改革を行い、百年戦争に於いてもイギリスを大陸からほぼ駆逐するなど、賢明王の名を欲しいままにした。

*13:ヴァロワ朝フランス第4代国王。父シャルル5世、母ジャンヌ・ド・ブルボン。父の死により王国を継承するも、まもなく狂気に陥り、国内の大混乱と百年戦争での後退を招いた。

*14:ランカスター朝イングランド第2代国王。父ヘンリー4世、母メアリー・ド・ブーン。アジェンクールの戦いに勝利し、ブルゴーニュ派との協調でフランスの大半を制圧。フランス王位継承権を獲得するも戴冠前に病死。

*15:ランカスター朝イングランド第3代国王。父ヘンリー5世、母キャサリン・オブ・ヴァロワ。一度はフランス王位を継承するも、百年戦争の敗北により大陸から撤退。国内でも薔薇戦争に敗北し、失脚後暗殺。

*16:フィリップ3世。第3代ヴァロワ=ブルゴーニュ公。父ジャン1世、母マルグリット・ド・バヴィエール。父の暗殺によりブルゴーニュ公を継承。イングランドとトロワ条約を結び、ブルゴーニュ派の勢力を拡大するも、ジャンヌ=ダルクの出現により形勢は逆転。百年戦争での敗北で、国内での影響力は縮小するも、ネーデルラントにおいて勢力を拡大し、北方ルネッサンスの繁栄をもたらした。