韓国でお台場ガンダムよりもでかい「テコンV」のロボットを建設中 : 【2ch】ニュー速クオリティ
なれば日本はガンバスターかダイターン3かイデオンかダンガードAで勝負だ。
ついにドクターペッパー初体験。一口含んだ瞬間に襲う強烈な違和感が極悪。キンキンに冷えてんのになんだあの薬品臭さは。なぜあれが商業ベースで生き残っていられるのか不思議でなりません。
優しい人は悲しみばかり背負い思い出という闇に埋れてゆく
無限抱擁+歌詞
無限抱擁
唄:高橋洋子*1、作詞:及川眠子*2、作曲:高橋洋子、編曲:大森俊之*3
テレビ東京系TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』イメージソング、パソコンゲーム『新世紀エヴァンゲリオン〜鋼鉄のガールフレンド 2nd』エンディング主題歌。
初出:『NEON GENESIS EVANGELION Ⅲ』(1996.5.22)
収録音源:『NEON GENESIS EVANGELION Ⅲ』、『NEON GENESIS EVANGELION DECADE』
歌詞はこちら
歌詞
1詩歌の言葉。歌う言葉。
2和歌で多く用いる言葉。
3歌うように節付けされた言葉。歌謡曲の文句。
(『大漢語林』より引用)
エヴァのイメージソングだけあって、色々と思わせぶりな歌詞。演歌チックな女の情念を切々と歌い上げる歌詞は、純朴な少年の目から見た女の魔性を表現しているのでしょう。正直この頃のエヴァ関連の楽曲はブーム真っ盛りの粗製濫造の感がどうしても拭えずすきになれません。
- アーティスト: TVサントラ,高橋洋子,Aya,Aki,Rei
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 1996/05/22
- メディア: CD
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勇壮
勇壮
勇ましく元気盛ん。(『大漢語林』より引用)
草食系男子全盛の昨今、最早死後になりつつある勇壮の語。まあこれが男子の徳目の上位にあるような時代は碌なもんじゃあないでしょうが。アニソンや軍歌で勇壮なるメロディーに酔う程度で我慢しませう。
因みに勇壮の初出は『漢書』「霍方進伝」より「豊年十八、勇壮許諾」*4。許諾=人の話を良く聞く人。と並列されている辺り、勇猛果敢なる豪腕は人の話を聞く気がてんからないってのは、2000年の時を越えてデフォなんですね。
太平洋戦争秘録 勇壮!日本陸軍指揮官列伝 (宝島SUGOI文庫)
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福沢諭吉+女子供
福沢諭吉
天保五(1835)〜明治三十四(1901)年。明治時代の民間啓蒙思想家。福沢百助*5の五男。大坂中津藩蔵屋敷出身。
1835父の死去で中津に戻り門閥制度に違和感を持って育つ。'52長崎遊学、のち大坂で緒方洪庵*6に蘭学を学ぶ。'58藩命で江戸に出府、'59英学に転じた。'60-'67幕府に出仕し、この間3度に亙り幕府遣外使節に随行して欧米を視察、欧米近代文化に関する当代最高の新知識人となる。'68慶応義塾を創設、また『西洋事情』('66-'70)を刊行し欧米文明の紹介に努めた。廃藩置県後、明治政府を文明開化の推進者と見做し、国民精神の変革を目指す代表的啓蒙思想家として言論・著作活動を展開、明六社の中心的な社員としても活躍した。明治以降は官に仕えず在野の立場で活動したが、最大課題としたのは「一国独立・富国強兵」であって、その為明治初期には封建主義を鋭く批判し、個人の自発的精神と実学精神を鼓吹し、近代的合理主義の立場を示した。'72『学問のすすめ』は人間平等宣言と「一国独立・富国強兵」の主張で人々の心を捉えてベストセラーになり、'75『文明論之概略』は在来日本文明を批判し、西欧文明を目的として独立を図れと主張した文明論の名著。だが明治十年代民権運動の高揚に際して、これを批判し、国権優先を強調して「内安外競」「官民調和」を説き、更に'85「脱亜論」を発表して侵略主義を先取り、明治二十年代には大資本の立場から帝国主義的な道を構想するに至る。'82『時事新報』を創刊し、以後これを舞台に論陣を張る。'99『福翁自伝』を刊行した。(『コンサイス日本人名事典 改定新版』より引用)
女子供
1、女と子供。しばしば、取るに足りない、足手まといになるという意を含めて用いられた。
2、女の子供。
(『日本国語大辞典 第二版』より引用)
福沢諭吉がこの本は女子供の為に書いた本だと言って憚らないのが『学問のすすめ』。そのエクスキュースの通り、議論は乱暴で文章も擬古文の美麗さを損なっている感は否めませんが、それを補って余りある、分かりやすい知的エンターテインメントとなっています。骨太な正攻法の王道の議論はどうしても退屈で見向きもされないものになりがち、その点『バカの壁』とか『学問のすすめ』は人に読んでもらえるという一点だけで、どんな高尚な議論よりも価値があります。面白いは正義!
最後に個人的な邪推を少々。女子供向けの『学問のすすめ』は、大丈夫の占有物と成り果ててしまっていた「漢文」への決別の書であったように思えてなりません。そこかしこに頻出する漢文への罵倒と西洋実学への盲目的賞賛は、漢文に中途挫折した者のコンプレックスの表出だと見るのは穿ちすぎでしょうか。そう思えば、「女子供の書」という諭吉の謙遜もどこか意味深に聞こえてきます。
- 作者: 福沢諭吉
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帰ってきた今日の一行知識
福沢諭吉の文章術の極意は猿にでも分かるように書くこと
同じ事を大学受験時の塾の先生に習いました。曰く「解答は試験官が底無しの馬鹿であることを想定して、馬鹿丁寧に一切誤読のしようのない文章にしろ」とのこと。読者を選ぶ文章ってのは最低の駄文なんだと、改めて反省。
*1:ファンキージャム所属。代表作:「残酷な天使のテーゼ」、「魂のルフラン」、「心よ原始に戻れ」他。
*2:代表作:「淋しい熱帯魚」、「東京」、「残酷な天使のテーゼ」他。
*3:代表作:「魂のルフラン」(作曲)、『うる星やつら 完結編』、『東京フレンドパーク2』(音楽)他。
*4:書き下し:豊年十八、勇壮にして許諾。私訳:霍豊は年齢十八歳で、勇壮ながらもよく人を容れる人物であった
*5:中津藩士。藩の借財を管理する職にあり、儒教にも通じた学者だったが、門閥制度の壁厚く、下級藩士のまま終わった。
*6:足守藩士。父佐伯瀬左衛門。江戸長崎にて蘭学医学を学び、大坂にて適塾を開き、後身を育てた。主な弟子に福沢諭吉・大村益次郎・橋本左内ら。