痛いニュース(ノ∀`) : 「エリート中学の生徒に、自分の中学をバカにされた」 中学生22人、乱闘するため凶器持って集合→相手グループを待ってる間に通報される - ライブドアブログ
エリートとDQNの越えられない壁。
世はなべてこともなし。思い出すことがないってことは多分平和に過ごしてたのでしょう。*1
- 作者: 上杉隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/08/23
- メディア: ハードカバー
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おしまれながら死んでゆく英雄にあこがれ
父の悲願と全国民の期待と衆議院過半数の圧倒的勢力を背に、順風満帆出発した安倍丸。たった一年足らずで遭難したその原因は何か。気鋭のジャーナリスト上杉隆がその秘密を暴き出す。
文章は平易で、注釈も微に入り細を穿ちされど煩ならずなルポルタージュのお手本のような一冊。僅か数年でこの人がトップジャーナリストに上り詰めた理由が分かる気がします。最も推敲が浅いのか、所々論旨や構成に甘さがうかがえ、一次資料の裏づけに乏しい伝聞に頼りがちになっているため、読み込むにはちと薄い気がしますが、読み捨ての時事本としてはこれが正しい姿でしょう。時が過ぎて一文の価値もなくなる前に是非ご一読を。なんだか政治通になれた気がしてきますよ。
宣戦布告!手あたり次第
これ読んでると、改めてチーム安倍の脇の甘さと安倍の日和見主義に頭抱えたくなってきます。相手が悪すぎる気もしますが、小泉・福田・飯嶋と言った錚々たる面々と比べると、安倍・塩崎・井上と言った面子のなんと卑小なことか。どうして、我々は良識的保守派の希望の星安倍がもう少し熟成成熟するまで待てなかったのでしょうか。彼を潰してしまったのは間違いなく担ぎ出す時期を見誤った我々の所為です。正直安倍政権崩壊で政治はまた時計の針を小泉以前に巻き戻しつつあります。時代は再び「小泉」を必要としているのではないでしょうか。そして、今度こそは破壊の次の守成の担当者の人選を間違ってはなりません。アンシャンレジームに苦しむのは我々の代で最後にしましょう。
ただ問題は、「安倍」どころか「小泉」の役者すら目ぼしいのがいないところでしょうか。早く誰か活きのいい若手が表舞台に躍り出てくれますように。
*1:本投稿執筆は'08/1/12