痛いニュース(ノ∀`) : 【沖縄】 これはひどい!! “カモ6羽ひもで吊す”…「残酷だ」と市民嘆く - ライブドアブログ
鴨鍋食いてえ。
紙は吾らと共にあり、世はなべて事も無し。
久々に書いたなこの台詞。日々是平穏はよきことです。
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/05/01
- メディア: 単行本
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見果てぬ哀しみ 空に放てば
昭和侠盗伝
「屁のつっぱりでも、目細の看板をしょったおめえらに、ケチな仕事は許さねえ。いいか、松。殿下閣下もかまやしねえ、盗られて困らぬ天下のお宝、一切合財かっぱらってきやがれ。ぬかるんじゃねえぞ。」by杉本安吉
時は流れて昭和の御世。軍部の横暴はいや増して、暗くなりがちな世の中に羽ばたく悪党三人。今宵の獲物は上海事変で戦場の露と散った英雄「爆弾三勇士」に捧ぐ、勲章三つ。
戦利品
泥棒を主役とした物語の割りに意外と少ないスタンダードな盗みのお話。「書生常」「振り袖おこん」そして今回ついに二つ名を得た「天切り松」三者三様の活躍をご堪能あれ。
日輪の刺客
「この国にオクタヴィアヌスはいないのです。だからカエサルが死んではならない。」by本多常次郎
ひょんなことで安吉親分が助けた田舎っぺの正体は、皇道派最強硬派の相沢三郎中佐。表舞台に上がる事叶わぬ闇社会の住人の「抜け弁天」の一門の目に映るこの事件の結末やいかに。
松本清張『昭和史発掘』「相沢事件」のパクリ翻案。大東亜戦争への最後の一押したる相沢事件を浅田流の再解釈で鮮やかに描写。読めば統制派の巨魁永田鉄山のシンパになること間違いなしの一編です。
惜別の譜
「目細の安吉は天下に仇なす盗ッ人でござんすが、味方のいねえ人の味方でござんす。」by杉本安吉
袖擦りあうも他生の縁。死刑の決まり満天下に味方の一人すらいなくなった相沢中佐の妻米子。抜け弁天一家の助けを借りて夫との永訣の別れを果たした彼女に託された遺書にある「和以」の真意とは。
「日輪の刺客」の後日談。こねくり回した感動話は好きくないです。
王妃のワルツ
「顔と身丈は引き継がなかったのですか。」by嵯峨浩
「黄不動の栄治」ファンクラブ会長はなんと嵯峨侯爵家のお姫様。政略結婚のため愛新覚羅溥傑に売り渡される彼女の独身最後の願いを託された松蔵と病み上がり栄治はどんな舞台をしつらえるのか。
感想はただ一つ。黄不動の栄治の色っぽさは最高。濡れちゃいそうです。
今宵の夢の終わりで消えるでしょうか
現在のところ「天切り松闇がたり」シリーズの最新刊の本作。相変わらずのブッチギリのかっこよさを誇る本作ですが、もう二年も音沙汰ないまま擱座してしまっています。早く復活して、もう一度その雄姿を見せて欲しいものです。
- アーティスト: 片倉三起也,宝野アリカ,ALI PROJECT
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 2001/04/25
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