脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

戦争と平和と友寄審判と朝比奈みくる官能小説について

http://www.spike.co.jp/gotouchi/map.html
これ棒読みでなくてもっと上手い人使ったら、真面目に面白い物できると思うんですが、企画担当の方はいかがお考えでしょうか。


 普段薬飲まないとたまに飲んだ時の効果が劇的です。こんだけ効くなら医者嫌いも大概にしようかなあ。
 今宵ってか今朝の御題は「ALI PROJECT戦争と平和+視聴」「友寄+審判」「朝比奈みくる+官能小説」。適材適所が一番。かな?

なぜかうまく どしてうまくいかない 未熟だから心配ですね

ALI PROJECT戦争と平和+視聴

TORA TORA TORA - 脱積読宣言

ALI PROJECT
 宝野アリカ(ボーカル・作詞担当)と片倉三起也(作曲・編曲担当)からなる音楽ユニット。1984年頃から「蟻プロジェクト」の名で活動。'92年に現在の名に変更し、東芝EMIから『恋せよ乙女〜Love story of ZIPANG〜』でメジャーデビュー。

ディスコグラフィー
シングル
『恋せよ乙女〜Love story of ZIPANG〜』『嵐が丘』『ヴェネツィアン・ラプソディー』『雨のソナタ〜La Pluie〜』『星月夜〜ルシファー第四楽章〜』『Wish』『ピアニィ・ピンク』『LABYRINTH』『コッペリアの柩』『月蝕グランギニョル』『pastel pure』『禁じられた遊び』『阿修羅姫』『聖少女領域』『亡国覚醒カタルシス』『勇侠青春謳』『薔薇獄乙女』
アルバム
『幻想庭園』『月下の一群』『DALI』『星と月のソナタ』『Noblerot』『Aristocracy』『EROTIC & HERETIC』『月光嗜好症』『dilettante』『神々の黄昏』『Deja Vu〜THE ORIGINAL BEST 1992-1995〜』『COLLECTION SINGLE PLUS』『Romance』

戦争と平和
作詞:宝野アリカ、作曲:片倉三起也
『EROTIC & HERETIC』収録
歌詞はこちら

視聴
1、見ることと聞くこと。
2、経験、見聞。
3、テレビを見ること。
(『大漢語林』より引用)

 ALI PROJECTのアルバム曲。トルストイの『戦争と平和』との関係は不明。凄まじく歌いにくい旋律が印象的な一曲。歌詞は素直に平和を賛美希求する内容な気がするのですが、宝野アリカ嬢の詩と歌に乗ると何処か病的な感じがしてしまうから不思議です。もちろんいい意味で。
 
 さしものYou Tube大先生もシングルカットされてないアルバム曲まではフォローしておらず、私の乏しい検索能力では、視聴できるところは見つけれませんでした。大人しく『EROTIC & HERETIC』買いましょう。尤も、ちょっと「濃い」過ぎてディープなファンの方以外には気軽に勧めにくい選曲ですが。

EROTIC&HERETIC

EROTIC&HERETIC

友寄+審判

我等ニ敵ナシ - 脱積読宣言

友寄正人
 昭和三十三(1958)年〜。
 小禄高校→沖縄国際大学→ビル・キナモン審判学校→セ・リーグ審判員
 審判員袖番号22。

審判
 略してアンプとも言う。規則によって試合中一切のことを審判する役員。主審(球審)、塁審、線審と区別される。
 軟式野球の場合、連盟に公認審判員制度はないが、同連盟の下部組織である各都道府県支部を通じて、審判員として的確と認めた人に「審判員バッジ」を与えている。国民体育大会の県予選や天皇杯県予選など公式試合の審判は、このバッジを受けたものでないとやれないから、このバッジ制度が実質的公認制度と言ってよい。
 バッジを得るためには、各支部主催で行う審判講習会で、実技と理論の講習を受けねばならない。これは年数回行われる。資格の認定基準は各支部により多少異なるが、規則に精通し、基本技術を正確に身に付けることが肝要である。更に全国大会の審判を勤めるには全日本連盟の行う講習会にも合格しなければならない。その受講者は各支部推薦の3人ずつに限られている。(『球技用語事典』より引用)


 東に巨人の藩塀たる橘高審判あれば、西に阪神の守護神友寄審判あり。日本シリーズ12回出場などの赫々たる功績を背に次期審判部長就任が確実視される「名審判」のようですが、アンチ阪神の私からすると、理不尽な判定の多い「迷審判」でしかありません。彼の理不尽に厳しいストライクゾーンに大竹・長谷川あたりの「制球って美味しいの?」組が何度叩き潰されたことでしょうか。

 そんな彼の名裁きが遺憾なく発揮されたのが、'06シーズンの8/23阪神戦。この日の先発は、永遠の「ポスト黒田」こと今二つ位頼りにならない大竹。今日も今日とて、初回にあっさり二点を献上し、珍しくやる気のある打線が逆転してくれたものの、五回にまた四球で二死一二塁のピンチ。そこでブラウン監督がマウンドに上がり、大竹を叱咤、帰り際に球審の友寄審判に変動ストライクゾーンへの抗議。図星を指されて余程腹が立ったか、友寄審判は僅か一言二言、時間にして一分足らずの抗議にもかかわらず、「遅延行為」を理由にブラウン監督に退場を宣告。これが見事に逆効果で、大竹は完全に立ち直り、お祭り大好きの打線は大爆発。結局C8-3Tのカープの大勝に終り、リブジー代理監督無敵伝説を無傷の三連勝に伸ばしたのでした。

 結論:勧善懲悪譚に悪役は必要不可欠。

審判は見た! (新潮新書)

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朝比奈みくる+官能小説

冒険でしょでしょ? - 脱積読宣言

朝比奈みくる
生年・実年齢は禁則事項につき不詳。
県立北高二年。
所属部活:書道部→SOS団(書記→副々団長)

 無自覚に時間平面に干渉し、時間の歪みを引き起こす事の出来てしまう涼宮ハルヒを監視し、「過去」をあるべき姿に保つために遠い未来から派遣された「未来人」。性格はおっとりした天然でいわゆる「ドジっこ」キャラ。そのいじめ甲斐のある性格と豊満な肉体からハルヒのいいおもちゃにされている。ハルヒのお目付け役の任務は何処へやら、最近はSOS団のマスコット役が板についてきているが、成人後の姿を見る限り、一応根は優秀なエージェントな模様。

初登場
涼宮ハルヒの憂鬱』第二章
登場作品
涼宮ハルヒの憂鬱』『涼宮ハルヒの溜息』『涼宮ハルヒの退屈』『涼宮ハルヒの消失』『涼宮ハルヒの暴走』『涼宮ハルヒの動揺』『涼宮ハルヒの陰謀』『涼宮ハルヒの憤慨

CV.後藤邑子*1

官能
1、官吏としての才能
2、生物の生理的な動き
3、functionの訳語。機能。
4、senseの訳語。感覚を起こさせる感覚器の働き。また、肉体的快楽を享受する働き。
(『大漢語林』より引用)

小説
1、取るに足りない議論。
2、『漢書』「芸文志」に見える諸子十一家の一つである小説家の伝えた話。また、それを書いた文。
3、作者の想像によって事実を構成し、世態人情を写した文章。戯作。
4、novelの訳語。近代文学の一形態。作者の構想に基づき、人生の一断面を表現する散文体の作品。坪内逍遥*2が生み出した訳語。
5、〔ショウエツ〕小さな喜び。
(『大漢語林』より引用)


み、み、みらくる。みっくるんるん以下略。


 それ系の検索エンジン(18禁)でサーチかければ掃いて捨てるほどヒットするので、頑張って探してみてください。当初の予定では出来のよさそうなのいくつか選って、レビューするつもりでしたが、余りに数が多かったのと、病み上がりの為断念。

 web等での盛り上がり過ぎの所為でとかく色眼鏡で見られがちな「涼宮ハルヒ」シリーズですが、少なくとも一巻の『涼宮ハルヒの憂鬱』は日本SF史に残すべき傑作だと思います。世評に惑わされず一度読んでみてくださいまし。

涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)

いつまでもずっと一緒に… …なんて無理ですか?

 審判の日は近い!!!

 なんて三流宗教屋さんみたいなことは言いたくありませんが、夏の参院選がヤマだと言われていた安倍政権も、来る4/8の統一地方選の負け方次第では、首を名残の涼風が吹き抜けるのではないでしょうか。個人的にはさっさと負けてもらって、我らがヒーロー麻生太郎氏の戴冠を期待したいのですが、朝夕のワイドショーを視聴する限りでは、残念ながらお坊ちゃんの首はまだ飛びそうにはありません。
 なんせ、いくら自民がボロを出したって、民主党がそれ以上の勢いで自爆かましてくれるんだから世話ないです。本来中立であるべきマスコミが橘高・友寄両氏の如き、蔭に日向に必死の援護射撃をしたって、大将が小沢ではマスコミの偏向ぶりが露呈するだけではないでしょうか。せめて、前原が存命だったらと思わずにはいられません。いつまでも戦争と平和の二拍子で足踏みしてないで、戦争平和革命の三拍子のワルツに早く復帰して欲しいもんです。腐った政治を土壌に文化は爛熟するというのが私の持論ですが、いかんせん熟しすぎて来てる気がします。ALI PROJECTの歌や官能小説のような懶惰な世界は見てるには楽しいですが、間違っても住みたくありません。朝比奈みくるすら霞むほどのおバカの極みの民主党を応援しなければならないのは業腹ですが、頑張って慢心の極みの自民の目を覚まさせる程度の勝ち方をして下さい。けどまかり間違って政権交代なんかはしないでね。まだこの若さで亡国の民にはなりたくないですから。 


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*1:ぷろだくしょんバオバブ所属。代表作:レイン(『ふしぎ星の☆ふたご姫』)、高島一子(『乙女はお姉さまに恋してる』)、ミリアム(『ロマンシング・サガ〜ミンストレルソング』)他

*2:代表作:「小説神髄」「当世書生気質」(小説)「桐一葉」(戯曲)他。