脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『あやし うらめし あなかなし』

http://coffeewriter.com/060206.html
祝ってやる

 負債解消→スランプ→連敗→梅雨のコンボで、買ってから一月近く放置してました。祟られないうちに感想更新レッツゴー

あやしうらめしあなかなし

あやしうらめしあなかなし

昼も夜も離れずに過ごした時はホントなの

 梅雨の長雨で寝苦しい夜が続きますがいかがお過ごしですか。暑い夜には怪談が太古より打ち続く麗しき伝統ですが、この怪談は他とは一味違います。恨みに迷う怨霊とは違う、愛に迷う優しき亡霊達。彼ら彼女らが遺した七つの物語。背筋を冷やし心温める怪談をどうぞご堪能ください。
 

 さて浅田次郎の小説のレビューもこれだけやると書くネタが尽きてきました。偏読はこういうことになるので困り者です。『鉄道屋』系の感動モノに分類できる本作ですが、世間の人気・評価とは裏腹に、氏の魅力がスポイルされているように思えてなりません。飛びっきりのピカレスクロマンこそが、氏の真骨頂と信じてならない信者としては、淋しい限りです。あ、念の為言っとくと、本作も自信を持って推薦できる佳作です。以下ネタバレ注意

赤い絆

「おみず、ちょうだい」
 社務所日誌。宿を貸した駈落ちのカップルがネコイラズを呷って心中。親御さんとの仲介を約した直後のことだったので、慙愧の念に絶えず。

 初っ端から幽霊譚ではありません。とは言え、死に損ねた女の断末魔の苦しみ様は鬼気迫るものがあり、生半の怪談では及びもつかぬ恐怖をもたらしてくれます。正直ちびりそうになりました。
 凄絶な描写と卓越した文章力に隠されてはいますが、構成自体は凡庸。怪談に「オチ」は不必要です。

虫篝

「忘れようにも忘れられねえけんど、忘れることにした」

現代妖怪事典「パパもどき」
 尾羽打ち枯らし都落ちした男の家族の前に、男の羽振りが良かった頃の姿そのままで現れる。男の家族を不幸にしてしまった自責の念が生み出したドッペルゲンガーの一種と考えられる。

フリーズして以下の文章が消滅したのでしばらく放置

 
 

今日の一行知識

ナイチンゲールクリミア戦争で熱病に罹り、寝たきりになった
偉人伝が教えない、過酷な現実

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