季節も巡り、はや春の足音も聞こえる二月に入り、悪夢の一月のことは忘れ、心機一転日刊更新を目指そうと思った矢先、初日から更新するのを忘れてました。全く何やってんだか。というわけで頑張って二日分更新。「明日から頑張るんじゃない。今日だけ頑張るんだ。」の名言を心に刻み、行けるところまで行ってみようと思います。
しかし珍しくいくら時間とやる気があるとはいえ、一つ目は軽めの脊椎反射で書ける奴を。
機動戦士ガンダム画報―モビルスーツ二十年の歩み (B media books special)
- 作者: 大徳哲雄,スタジオ・ハードMX
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 1999/01/01
- メディア: 単行本
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おぼえているかい少年の日のことを
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2000/12/21
- メディア: DVD
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スーパーロボットとリアルロボの間を埋めるミッシングリンク。この頃はまだガンダムが立派にスパロボしてて好感が持てます。とはいえ、私これだけ一度も通して見たことがないので、細かい論評は避けます。触らぬ神に祟りなし。
Believing a sign of Z
機動戦士Zガンダム Part I ― メモリアルボックス版 [DVD]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2007/11/23
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後付設定の嵐に、纏める気のカケラも感じさせない投げっぱなしジャーマンな終わり方、と黒富野節全開な本作。個人的には過大評価な気がしてならないのですが、劇場版でリメイクされるなど、人気は絶大な模様です。説教臭い長台詞や「りある」な展開がキライな私のような人間には不向きな作品だと思います。
アニメじゃない
機動戦士ガンダム ZZ Part-1 ― メモリアルボックス版 [DVD]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2007/11/23
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BEYOND THE TIME
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2001/03/25
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一言でいうと詰め込みすぎ。せめて2クールは欲しかったところです。ギュネイやケーラなど魅力的になれそうなキャラ達がシャアとアムロの踏み台にされてるのが惜しい限りです。
Say goodbye to Avalon
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2002/01/01
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OVAの特性を活かし潤沢な時間と金を注ぎ込んだであろう戦闘シーンの疾走感はシリーズ随一。脚本が終盤いらん昼メロ的三角関係に寄り道したのだけは余計。敵役がデラーズ閣下、ガトー少佐にシーマ様と綺羅星の如く揃っているのに比べて主人公サイドの影の薄いこと薄いこと。この辺りから、連邦の凋落とジオンの隆盛が始まります。
ああこのままで明日を探そう
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機動戦士クロスボーンガンダム*2の前史。という冗談はさておき、主人公も敵役もキャラが薄く、話は非常に淡白に盛り上がりも乏しいまま終わります。製作者が悪い意味でのリアルに呪縛されてしまったが故の悲劇でしょう。小説のクロスボーンバンガード建国紀はある意味必見です。
天空を突き刺す蒼い稲妻
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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皆殺しの富野の本領発揮。人の死にっぷりにかけては他の追随を許しません。とはいえ当時の子供達にとってはガンダム=SDであり、こんな暗くて地味な作品が受けるわけもなく轟沈。セリフも最盛期程富野富野してなく、展開も速い佳作だったので、Zは嫌いだけどという人もこれなら受け入れれるのでは。終盤のカテジナさんの暴れっぷりは必見。
優しさだけじゃ愛は守りきれない
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マイフェイバリットガンダム。はったりの効いた展開、大仰な節回しのセリフ、愛を主題に意外にきっちりまとまった構成、何より比肩するもののない熱さで、非常に高い中毒性を持つ怪作。ガンダムというコンテンツの持つ懐の深さと無限の可能性を示す好例。それに比べて世のガンヲタどもの了見のなんと狭いことよ。といった戯言はおいといても、最終話前のデビルガンダム第二形態撃破から愛の告白に至るまでの怒涛の展開の破壊力は強烈。アニメに政治や哲学や文学を求めるような無粋な輩以外は、見ずに死ぬことなかれ。
気高くしなやかに
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リアルタイム視聴時はGよりこっちの方がお気に入りでした。主題は不明瞭で、軸線もぶれまくりの決して褒められたものじゃない脚本構成を強烈な個性の登場人物の魅力で強引に引っ張っており、ストレスなく視聴できます。中毒性は薄いですが、その分万人に勧められる名作なんじゃないでしょうか。昨今801臭さからか、不当に低い評価を受けていますが、埋もれさせるには惜しい作品だと思います。
いつか見たあの夢を
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時代に翻弄された悲劇の作品。典型的なボーイミーツガールもので、地味ながらも良質なお話でしたが、GやWのような灰汁の強い作品の後では印象に残るはずもなく。サテライトキャノンの発射シークエンスはかっこよかったです。
10 YEARS AFTER 10年後のあなたを
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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一年戦争の東南アジア戦線での第08MS小隊の活躍を「リアル」に描いた名作。しかしリアルタイムで結構熱心に見てたはずなのに、今となっては米倉千尋の歌しか印象に残ってないのは何でだろう。
赤い赤い花びらよ
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 1999/11/25
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一言にして曰く地味。何をとち狂ったかオーガニック的なものに目覚めてしまった白富野の作品。往時の毒気が抜けて見やすくなった分魅力も半減か。とはいえ地味なのとMSのいかれたデザインに目をつぶれば心の温まる名作。
あんなに一緒だったのに
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一話のエンディングへの入りを見た時これは化けるって期待したんだけどなぁ。見るべきところは多々あったものの全般的に見ると欠点の方が圧倒的に多く、正直なんでこれが受けたのかよく分からない。次作のお陰で評価が上昇しているとしか思えません。とはいえ音響方面は非常に豪華で、つくづく監督の人選が悔やまれます。
君の姿は僕に似ている
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- 発売日: 2005/02/24
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前作のシリーズ最大の商業的成功を追い風に、前作の個性を濃縮還元したらとんでもないものができちゃいました、な作品。とはいえここまで来ると逆に魅力的で、毎週土曜日が楽しみなほどでした。仮面ライダー剣や実写版デビルマンの類の魅力と言えば分かっていただけるでしょうか。つくづくインターネットは偉大だと思います。あと相変わらず、タイアップの魔の手を逃れた楽曲*3は名曲ぞろいです。見なくていいから聞きましょう。
まとめ
適当に書き流してたら結構膨大な分量になってしまいました。流石に疲れたので本日分の更新はするかどうか未定です。本末転倒の極みな気もしますがやっちまったもんは仕方ありません。今後もこの調子で行くので、本年もご愛顧のほどおねがいします。